Japon voiture de Zhuan Athletic League
2016/10/25

ジャパンカップ<レポート>

jpn_team国内最高クラスのロードレースである本大会に、本年もJAPANナショナルチームとして出場枠を頂いた。昨年は新城幸也をエースとしたチーム構成で優勝こそ逃したものの3位で表彰台に上がったが、今年は国内チームセレクションで出場機会を逃したシマノレーシングと愛三工業レーシングから計3名のエリート選手と、2名のU23強化指定選手の計5名でチームを構成した。今回は選出時の前提として、あえてエースやチーム作戦を立てず、各選手の自力で自分の成績を残すチャンスを与えた。


10月22日ジャパンカップ クリテリウム33.75㎞
UCIポイントの付与されないクリテリウムでは日曜日に備えての調整として位置付けたが、唯一岡本には持ち味を生かし、スプリント賞の獲得で力のアピールを勧めた。岡本は途中スプリントは展開上獲得できなかったが、ゴールスプリントでは中根のサポートを受け10位でのゴールとなった。優勝は昨年からの連勝、世界選手権帰りの別府史之がスピードレースでの実力を見せつけた。全体ではU23の成長株である小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)が強豪に混じり6位でゴールした。

クリテリウム結果
1別府史之(トレック・セガフレード)43m04s
2ジョン・アベラストゥリ(チーム右京)+0s
3マヌエーレ・モーリ(イタリア/ランプレ・メリダ)+0s
…7小野寺玲(宇都宮ブリッツェン=日本選手最高位)、10岡本隼+0s、…45石上優大、49木村圭佑、50伊藤雅和+14s…56中根英登+29s

10月23日ロードレース144.2㎞(UCI 1.HC)
チームは有力選手とレース展開予測のもとレースをスタートした。序盤は山岳賞狙いの逃げに反応せず後半に起こるべく本格的ペースアップに備えた。レースはメイン集団が逃げグループを吸収するとラスト3周で一気にペースアップ。長く伸びた集団から脱落選手が出る中、Ito、Kimura、岡本が後方のグループに取り残される。そして本格的な勝負がかかったラスト2周の登りでは集団は破壊され、中根、石上とも前方を外してしまい、プロツアー選手たちの優勝争いをする位置からは決定的な差が付いた3つ目以降のグループでゴールを目指し、中根は29位、石上は31位でのゴールとなった。優勝はイタリアのヴィッツレッラ(キャノンデール・ドラパック)。3週前のイル・ロンバルディアで5位に入っている実力選手だ。日本勢はカタールで行われた世界選手権から疲れを残したまま参加した新城幸也(ランプレ・メリダ)の9位が最高成績に留まった。ジャパンナショナルチームとしては、所属チーム選からチーム代表として挑戦できるチャンスを得たエリート選手の実力が発揮できなかったのが非常に残念。世界選手権遠征もあったため事前にジャパンカップのために合宿を組まなかった事が監督としての反省点。全体ではU23の雨澤毅明(27位=宇都宮ブリッツェン)と石上優大(31位=ジャパンナショナルチーム)が共に健闘しUCIポイントを獲得した。(浅田 顕)

ロードレース結果
1ダヴィデ・ヴィッレッラ(イタリア/キャノンデール・ドラパック )3h46m43s
2クリストファー・ユール・イェンセン(デンマーク/オリカ・バイクエクスチェンジ)+6s
3ロバート・パワー (オーストラリア/オリカ・バイクエクスチェンジ)+14
…9新城幸也(ランプレメリダ)+43s
…29中根英登+3m43s、31石上優大+3m54s、48岡本隼、49伊藤雅和+10s、53木村圭佑+12m3s

ジャパンナショナルチーム参加選手
伊藤雅和 愛三工業レーシング
中根英登 愛三工業レーシング
木村圭佑 シマノレーシング
岡本 隼 日本大学
石上優大 EQADS