Japan Auto vom Zhuan Athletic League
2010/08/20

Juniorleichtathletik-Weltmeisterschaften Bericht

集合写真大会5日目。kmTTに大西、木村が出場。大西は自己ベストの1分6秒947。木村は2周目まで1分5秒を切るかと思われるペースでの力走であったが力尽き1分7秒221。やはり木製および小径競技場での経験不足がスタートでの動きやコーナーでの加速、身体の傾け方など海外選手と比較して明らかに劣っている部分が明らかになった。これで日本チームの全参加種目が終了した。
本大会を通して、高ギア×高回転での競走がほとんどであり、日本選手も普段使用したこともない高ギアを使いたがる傾向があった。Aber、トレーニング中に使用して最適なギアであるとわかっていても、実際のレースにおいて使用したことのないギアは本人たちも不安なようであった。日本のレースおいても、選手個々の能力に違いがあり、高い回転速度が発揮できる選手だけが活躍できる現レースだけではなく、高い筋力(高ギアを踏み切れる)を持った選手でも活躍できるような、すべての競技者が活躍できるような高ギア×高回転の中で開催されなければ、世界舞台での活躍は見込めないと思われる。さらに各国とも情報収集に力を入れており、ビデオ映像やパワーメータを分析するスタッフが試合中、必ずスタンドもしくはピットにいた。本大会はジュニア大会であっても世界のトップ選手が集う大会であり、世界一を決定する大会である。主要国ともなればエリートと同様のメカ、Masser、情報スタッフなど多くのスタッフが帯同し、選手に対して過剰と思われるもどのサポートを行っていた。日本との自転車文化や伝統の違い、渡航経路費用の問題はあるものの主要国をジュニア育成から見習わなければならない部分が多くあった。日本チームはスタッフ総勢4名であり、これらのことをすべて行うことは不可能であった。メカがいなければ機材故障に対応できない、マッサーがいなければ試合前の選手のコンディション情報をコーチたちは選手の発言や行動から理解するしかない、ビデオ映像のような情報がなければ大会中(スプリント対戦やオムニアムなど)の戦略分析が手薄になる、翌年のトレーニング内容の確立が過去のままになり、継続的な育成プログラムが作成できない。総務、コーチ2名、メカだけでの世界大会への参加はやはり、その場の出来事を対処するだけで精一杯になり、翌年の参加に繋がる情報を多く得ることができなかった。現在のジュニア世代の活動は直前のオリンピックに繋がる活動ではないが、この世代がリオ、その次のオリンピックで活躍するはずである。そのときに現状の日本と世界のジュニア世代の差がそのまま成長すると考えれば、今後のオリンピックでの日本チームの活躍は期待できないだろう。多くの情報を獲得・利用し、現在のジュニア世代を急激に成長させるか、世界のトップ選手に近い選手をオリンピック寸前で発掘するか、オリンピックでの活躍の方法はさまざまだが、主要国で活躍しているエリート選手のほとんどはジュニア世代から活躍していることを理解していただきたい。最後に本遠征をもって2010年JCFジュニア強化育成事業は終了する。 (Takayuki Track Trainer verantwortlich Sato)