日本自転車競技連盟
2010/07/27

ツール・ド・ラビティビ遠征

ニュージーランドチームスポーツ科学と自転車競技
今回のツール・ド・ラビティビ、前回のトロフェオ・カールスバーグのロード遠征に帯同して、どのチームも半数の選手は必ずSRMパワーメータもしくはパワータップを取り付けていた。今回、ニュージーランド、カナダ、アメリカナショナルチームに関してはすべての選手が取り付けている状況を見ると、ジュニア世代からのスポーツ科学とレース情報の共存が必要であることを強く感じずにはいられない。

日本チームもエリートチームから本遠征に関して2台、個人所有1台のSRMでのデータ獲得を試みている。集団の位置取りや個人の展開によって要求されるパワーは異なることを理解し効率的にトレーニングするためにもジュニア世代から早急に科学的な情報提供を試みなければ今後、さらに世界との距離が開くのではないだろうか。ジュニア世代から諸外国はパワー測定機を利用している事実を目の当たりにすると、諸外国のエリートは何を利用してどのようなトレーニングを実施しているのだろうかと興味が湧いてくる。ナショナルチームに関わる個人やスタッフだけではなく、効率的に何を、どのようにトレーニングさせなければならないのかを経験や勘に加えて、スポーツ科学を理解し応用することが世界との距離を縮める一手法であることは誰もが早く認めて、実行しなければならないだろう。

佐藤孝之