日本自転車競技連盟
2015/09/06

トライアル世界選 寺井 一希 5位

寺井一希9月4日に行われた2015年UCIトライアル世界選手権のエリート(20インチ)で、寺井一希が5位と健闘した。また日本チームは開幕初日の9月1日に国別対抗選手権に出場し6位となった。選手団からのレポートをお伝えします。
「万全の体制で挑む。」
2013年の3位から2014年は12位と大きく順位を下げた寺井。2015年は万全の体制で世界選手権に挑む為、世界選手権前に3週間の準備期間を設けて渡航。
ワールドカップ2戦とフランスの国内大会の1戦の中で世界のトップ選手と競う事で、現場の空気に慣れる事や、大きく変更となったルールへの対応に腐心してきた。
ワールドカップでは26位で予選落ち、8位で今一歩決勝進出に届かずだったが、確実に感触をつかみ世界選手権に挑んだ。
開催地アンドラの天候は不安定で、雨続きの競技となったが、滑りやすいコンディションの中で持ち前のバイクコントロールが武器となった。同僚の選手達のサポートもあり、最良と言える走りで予選を3位で通過。
決勝の日も天候は雨。競技開始時は小康状態であったが中盤から強い雨が降り出す。ただでさえ「届くかどうかわからない」という高いジャンプを要求される高低差を有する決勝用のコースが、一段と難易度を増し、全ての選手にとって厳しい戦いとなった。
困難な状況の中、寺井は全力を出し切って5位。大きなミスは無かった、この日の最良の走り、今シーズン最高の走りである事は間違い無かった。
足を着いたり、転倒したりというミスを加点方式で採点するトライアル。この決勝の5つのコースの中で唯一寺井のみがノーミス=0点のスコアを記録した事は、ある側面を見た時に寺井の技術は世界の誰よりも優れていたという事の証明であろう。
彼の今大会での活躍が、今後の彼自身と彼に続く次世代の成長の礎となり、指標となる事は間違いなく、トライアル選手の一層の躍進に繋がると確信できる、意義のある競技大会であった。(岩佐 賢一)
写真協力:山田陽徳


チームリザルト - 134.77 kB - (350 hits)

代表選手団のページ http://jcf.or.jp/?p=45474
国際自転車競技連合(UCI):http://www.uci.ch/
日本自転車トライアル協会(JBTA):http://jbta.jpn.org/index.htm

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