Japan Auto vom Zhuan Athletic League
2009/06/13

Trofeo Carlsbad Berg Bulletin

Shugo本日はレースが夕方からなので、どこのチームものんびり過ごす。自分とOLAFさんは午前中にスポンサー主催の懇親会に参加後、ドイツチームの監督とともに明日の午後のステージを視察。レース前半で2周回するコース途中に石畳の登りが1.5キロあり勾配もきつく激しいレースになりそうです。鬼原メカニックは選手の自転車の整備を行なう。
今日のコースはホテルから40kmほどあり、選手は2台の車に分乗して夕方4時に出発。周回に危険箇所が多いということで車で下見を行ない、ゴール地点に一台車を置いてからスタート地点まで10kmほどを選手は自走で移動。コース中には道幅が狭くなるところやスプリントポイント賞の手前500メートルに13パーセントの下りと鋭角コーナーがあり、かなり危険。そのほかコースマップと異なる急勾配のゴール地点。
今日のステージは夕方6時半からスタート。今日はニュートラルスタート6.8kmのあと、27.7kmの周回コースを2周と4分の3まわり77.7キロでゴール。1周回に登りが2箇所あり、正式スタート後6.4キロに最初の山岳ポイントがあるためスタートから速い展開が予想される。選手にはレース前半はかなり速いからアップを入念に行なうことと前の位置で登り口に入るよう伝える。昨日のレースでは集団後方の一番きつい位置に何人か日本の選手がまとまっている状態であったので、今日はそのようなことがないよう集団前方を死守するように昨晩のミーティングで選手には話したが、果たしてどれだけそれが実行できるか。一番きつい位置にいながら集団に残っているわけであるので脚はあるはずである。集団密度の高い集団走行に不慣れなのは仕方がないが、集団前方にいなければレースに参加することは出来ない。脚はあるのであるから前にいく勇気と戦う強い意思が選手には必要になる。
スタート直後に下見で確認しておいた危険箇所で数人が落車し、イタリア選手はそのまま救急車で運ばれる。何名かのアタックがあるが、集団もスピードがありどれも決まらない。危険なスプリントポイントを通過したあと、16.5km地点のポイント賞を笠原選手が2位通過。その後もベラルーシ、Belgien、Deutschland、ノルウェーら6名ほどが逃げを決めるが集団はスピードを落とさず10kmほどで吸収。Russland、イタリアの2名のカウンターアタックも決まらず、2度目の山岳ポイント(ここの坂を3回登り、3回目がゴール)へ。この登りは1,5kmほどであるが勾配きつく、最大15パーセントはあるところもあり、短いながらも選手を苦しめる。この登りの直後、27km地点で日本の選手が集団から先行しているとラジオツールが入る。笠原選手であり、一人先行していたが後ろから数名が追いつき、さらに追走グループが出来、14名の先頭グループに入り込む。
15秒ほど差を広げるがこれ以上なかなか広がらず10kmほどで集団はまた一つに。40km地点からはイタリア選手が独走をはじめ、2度目のスプリントポイントを獲りながら逃げるが、そのカウンターでオランダ、Belgien、南アフリカが集団に一気に30秒差をつけて逃げ始める。その後集団との差を徐々に広げていくが、集団からも何名か追走グループが出来、集団もペースが落ちず、50km地点では20秒差に。2度目の山岳ポイントあたりでは何名もの選手が先行グループに追撃をかけているようで、集団は急勾配の坂で長く伸びてばらけ始めている。先行3名にオランダ、Deutschland、Italien、デンマークの4名が追走し、デンマークは一人先行グループに合流。58km地点では先行4名に、Niederlande、Deutschland、イタリアが追走し、その20秒ほどあとを集団。60km地点では先行4人は集団に40秒差をつけたが、集団もスピードを落とさず追走。先頭からはベルギー、南アフリカが遅れ、デンマークオランダの2名が先行し、68km地点では集団に20秒差。
ラスト8kmほどで、集団前方を走っていた木下がメカトラで止まっている。12パーセント以上の勾配のあるところで、ニュートラルカーがサポートしてくれて走り出す。登り区間はきつそうであったが、カーペーサーを使いゴール手前3kmで集団に復帰。先頭の2名は最後のゴールの登りの入り口までは逃げ続けていたが、登りで一気に飲み込まれる。笠原選手は登り入り口のあたりで選手に接触されてストップしてしまう。西沢選手は登り入り口を40番手あたりで入るがスピードの落ちた選手を抜いていき、トップとのタイム差7秒の21位でゴール。最後の坂で集団はバラバラになり、横に突っ込まれた笠原選手は、一度止まったロスは大きく13秒差で71位でゴール。
ゴール後ホテルまで車で戻り、夕食は10時過ぎからで食事しながらミーティングをして選手はすぐに就寝。明日は午前中はT.T.、午後からロードレースということで移動も多く、選手だけではなくメカニックの鬼原さんにとってもハンドル交換、ギア交換で忙しくなりそうです。
今日のゴール後ドイツの選手やイタリアの選手から日本の182番(笠原選手)は今日非常に良い走りをしていたよと言われる。今日のコースはアップダウンも激しく、短いながらも勾配のある登りもありかなりの高速レースになったが、選手は昨日のレースでこちらのレースにも少し慣れた様子で、昨日よりきついコースであったが走れてきているように見える。選手にはあと二日間、世界レベルのこの大会で集団前方のレースの流れが見えるところで走り、多くのものを吸収してもらいたい。

1位 EISING TIJMEN オランダ
2位 ARNDT NIKLAS ドイツ1
3位 HOVMAND EMIL デンマーク    トップと2秒差
4位 ZANA BRUNO イタリア
5位 FERREIRA HELDER ポルトガル
6位 MANNION GAVIN アメリカ
21位 西沢                7秒差
71位 笠原                13秒差
99位 大中                41秒差
107位 野口               1分差
110位 木下               1分25秒差

個人総合
1位 EISING TIJMEN オランダ
23位 西沢  17秒差
61位 笠原  23秒差
96位 大中  51秒差
104位 野口  1分10秒差
107位 木下  1分35秒差