Japon voiture de Zhuan Athletic League
2015/06/08

Allemagne Coupe des Nations Juniors troisième étape

最初の逃げに乗る中川Junior Route expédition des Nations Coupe TROFEO KARLSBERG troisième étape
第3ステージは20kmの周回を5周回する99kmで争われた。この日のコースは横風を受ける平坦、2.5kmの勾配の緩い登り坂、500mほどの勾配のある登りの3か所がポイントとなる。ドイツ総合リーダーから1分差に10選手がひしめく状況で、個人総合争いの上位選手の戦いをうまく使って集団から抜け出して総合20位以内に石上を押し上げたい。
1周目に動きがあるが、中川が反応する。中川はスイス、ドイツと連日集団から遅れていたが、今日は自分から動いてレースに参加しようとする意欲を感じられる。2周目には當原も集団から抜け出す動きをする。2周目にはアメリカ、ノルウェーの逃げにフランスが2名で抜け出して4名の先頭集団を形成する。3周目には當原がメカトラで代車に乗り換えるが集団復帰はならなかった。先頭の4名は1分差をキープして逃げ続ける。3周目には石上が短い登りを使って集団から抜け出すが、ドイツの個人総合リーダー自ら追いかける動きで集団が長く伸びたが大きく抜け出せず、追走グループを形成できない。ドイツチームの動きが鈍くなってきたところで、アメリカチームが中心になり、登りそして横風区間でスピードが上がる。石上も逃げを狙って攻撃をかけ続けるが、集団スプリントにしたいチームも多く、抜け出すことが出来ない。5周目に入る前に中川が遅れる。
5周目の登りは総合上位陣が最も恐れるアメリカのCOSTAの先頭牽きで集団は大きく分かれ、4名の先頭グループを吸収した後に、先頭10名、そのあとの集団20名、さらに10名と分かれる。石上は先頭の10名に入り、4番手で登りをクリアして石畳の下りを先頭で通過していく。このままラスト10kmほどを逃げ切りたかったが、先頭集団の総合上位陣の思惑がかみ合わずスムーズに先頭交代が行なわれない。後続集団がその後の平坦区間で追いつき再び集団は一つになり、そこには中村、徳田も残る。スプリントで勝負したいチームがコントロールして集団ゴールとなるが、ゴール前1kmあたりで落車が起こる。日本の選手はストップすることとなり、ゴール前は徳田のスプリントで狙っていたがスプリントすることはかなわなかった。
石上は集団から遅れてゴールしたがラスト3kmでの落車のためタイムは失わなかった。個人総合で23位まで上がるにとどまりネイションズポイント獲得圏内の個人総合20位には入れなかった。この日は個人総合の逆転を狙って多くのチームが動くと予想したが、総合上位陣で攻撃を多く仕掛けたのはフランスとアメリカのみで、順位を下げないように守りに入るチームが多かった。
2つのネイションズカップに参加した今回の遠征では、ドイツに来てようやく石上が本来の走りを見せるようになったが、結果は伴わなかった。他の強豪国のようにより多くのネイションズカップ、UCIレースに参加することが可能であれば、石上が結果を出す可能性は高くなると感じるのと同時に、現段階での世界のジュニアトップ選手との力差も大きく感じた。
国内のジュニアレースも年々レベルが高くなっているのも感じるが、ヨーロッパで行なわれるレースでしか経験できないことが非常に多い。今回の遠征ではコース自体が厳しいステージ、戦い方をより考えれば力差をカバーできるコースなど様々であったが、運動能力を上げるだけではなく、風向き、コースプロフィール、その日までのリザルトなど様々な情報を駆使してコースに応じた戦い方を考える力を身につけていかねば勝負には加われない。ジュニアではまだレース経験が少ないということもあるが、状況判断を誤る場面も多く見られた。選手は目まぐるしく変わるレース状況の中で自分の頭で最善の方法を考える力も求められる。今回の2つのステージレースにおいて様々な場面で考えたこと、行動したこと、改善すべきと考えるところ、そのために何をすべきか具体的に考えて、次のレースに繋がる経験となったといえるようにしてもらいたい。次のネイションズカップは7月のカナダでのTour de l’Abitibiとなる。(JCF強化コーチ 柿木孝之)

集団スプリントを制したフランスの BETOUIGT-SUIRE, Clément 第3ステージ ロードレース
1 BETOUIGT-SUIRE, Clément(フランス) 2時間34分52秒
2 PHILIPSEN, Jasper(ベルギー)同タイム
3 SOBRERO MATTEO(Italie)En même temps
31 徳田  匠(京 都・京都府立北桑田高等学校)同タイム
35 中村 圭佑(東 京・昭和第一学園高等学校)同タイム
43 石上 優大(神奈川・横浜高等学校)同タイム
64 大町 健斗(広 島・広島県立安芸府中高等学校)2分3秒差
77 中川  拳(北海道・北海道立帯広三条高等学校)8分30秒差
リタイア 當原 隼人(沖 縄・沖縄県立与勝高等学校)

Les résultats de la synthèse personnelle
1 HALLER PATRIC (ドイツ)7時間03分3秒
2 VEREECKEN THOMAS(Belgique)23Parsec
3 BETOUIGT-SUIRE, Clément(フランス)40秒
23 石上 優大(神奈川・横浜高等学校)2分10秒差
35 中村 圭佑(東 京・昭和第一学園高等学校)3分16秒差
59 徳田  匠(京 都・京都府立北桑田高等学校)12分15秒差
78 大町 健斗(広 島・広島県立安芸府中高等学校)26分12秒差
87 中川  拳(北海道・北海道立帯広三条高等学校)18分41秒差

スタート前の日本チーム