Japan car from Zhuan Athletic League
2012/08/02

ロンドンphoto 20120801

<男子タイムトライアル 優勝はウィギンズ 別府は24位>
8月1日、ロード競技の最終種目、タイムトライアルが、ロンドン郊外のハンプトンコートパレス(16世紀に造られた宮殿)前をスタート・フィニッシュ地点に、女子29km、男子44kmの距離で行われた。24選手が参加した女子は、前回の北京大会の優勝者、そして今大会も優勝候補の筆頭に挙げられたアメリカのクリスティン・アームストロング(39)が、2位に15秒差をつけて2大会連続の金メダル獲得となった。アームストロングは2009年に一度家族との時間を作ることを理由に引退。その後出産もあったが、2011年、オリンピックへの夢を捨て切れず競技へ復帰。そしてこの日の金メダルとなった。アームストロングはレース後の記者会見で「どんな結果であろうとここで引退を決めていた」と再び引退を表明した。
女子に続いて行われた男子のタイムトライアルは、今年のツール・ド・フランスの覇者、地元イギリスのブラッドリー・ウィギンズ(32)が、観客の大声援を背に、2位に42秒の大差をつけて優勝を果たした。イギリス選手のロード競技での金メダル獲得は初。またウィギンズはこれで、Track、ロード併せてイギリス初の7個目のオリンピックメダル保持者となり、母国のスポーツ史にその名を刻むこととなった。
日本から出場した別府史之は、トップと5分1秒差の24位。前半抑えめで走り後半にペースを上げる作戦で臨んだが、終盤の向かい風や、無線の故障などでペースを乱されタイムが伸びなかったという。しかし別府は、今回のオリンピックにおける自分の走り自体には、自らの成長を感じたという。(選手強化スタッフ広報担当)

■別府史之選手
「今回のオリンピックは、去年の段階で出場の内定をもらっていたこともありベストコンディションで臨むことができました。Road race、タイムトライアルともにメダルとまでは行きませんでしたが、自分の走りには満足しています。前回の北京の時は高地トレーニングに失敗して悔しい思いをしたのですが、その後の4年間でしっかり力をつけ、経験を積み、いろんな勉強をして、精神的にも肉体的にも成長できたことが今回の走りに繫がったんだと思います。またつい先日、僕の自転車の恩師が亡くなってしまったのですがその方にも、今回の自分の走りは喜んでもらえると思います。」

4年に一度のチャレンジは終わり、別府は再び、日常とするワールドツアー(世界トップのレースカテゴリー)に戦いの場を戻す。