日本自転車競技連盟
2017/06/03

第1回中距離強化合宿レポート

 全日本選手権トラックを終え新たに編成された中距離強化チームの第1回強化合宿が5月28日から6月2日までの6日間にわたり男子選手4名、女子選手5名が参加して行われた。今回新たに着任したコーチでの初めての合宿と言う事で選手には若干緊張も見られたが、スケジュールの進行と共に表情もほぐれ充実したトレーニングを行えた。
 今回の合宿は選手個々のパフォーマンスの把握と今後の強化ポイントの確認の為、画像解析によるポジションチェックとパワーメーターを使った出力チェックを中心に、トルクアップトレーニングからエンデュランストレーニングまで幅広いトレーニングを行った。
 現在東京オリンピックに向け日本中距離チームの置かれている状況は決して楽観視出来る物では無く、選手個々のフィジカル面での強度を相当上げて行かなくては戦えないのが現状である。その為新チームでは、出力アップのため筋バランスの改善、ポジショニングの再構築と言った初歩的な事から再確認し、その為に必要なストレングストレーニング等も積極的に取り入れ、その上で高強度のトレーニングに移行したいと考えている。今回の合宿に於いてもポジションの改善によって複数の選手に出力の向上が見られるなど、既に成績を残している選手であっても改めて見直すことで自らの強化ポイントに気がつく事も多い。
 今後は月に1回程度の合宿を行いつつ秋から始まるワールドカップに向け、UCIポイントの獲得を目指して派遣を行って行きたい。
中距離強化チームではテスト生の受け入れを行っています。希望をする選手は所属団体に問い合わせて見て欲しい。※テスト生の受け入れに際しては所属団体の推薦がいる他に、合宿に参加する上で十分な競技力があること、参加に際する費用負担等の参加条件があり、その上で審査があります。受け入れ人数は若干名。(佐藤一朗)