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2017/03/10

ベトナムBIWASE CUP2017<レポート>Stage2

Biwase Cup2017 stage2
Stage2は87kmのコースで緩やかなアップダウンののち60km過ぎからの9kmの登りが勝負所となる。日本チームは個人総合で梶原がトップに立つが、この日の登りは梶原には厳しいためチームで集団をコントロールしないことを事前に確認した。日本チームがコントロールしないことでスタート直後からアタック合戦になることを想定していたが、この日は大きなアタックが起こらず穏やかに進む。日本チームはこの日2つあるポイント賞を梶原で狙っていき、この日も樫木のアシストを受けた梶原がいずれも集団スプリントで1位通過する。登りではクライマーを2名揃えるタイが有利に進めることが想定されたが、唐見が登りに入って2kmほどで早めに動くと先頭集団を形成していた8名とは一気にタイム差が開く。そのあと唐見を追うグループはタイ2名、カザフスタン1名、ベトナム1名、福田の5名となり、登り頂上では唐見とのタイム差が2分以上に開く。その後ゴールまで15km弱の平坦は向かい風であったが唐見はそのままペースを落とさずゴールまで逃げ切る。唐見がアタックした後、脚を温存できた福田であったがラスト500mのコーナーを3名の選手と曲がり損ね5位となった。
この日個人総合は梶原から唐見に移り、山岳賞は唐見、スプリント賞は梶原と3賞を独占した。
110kmのステージとなるStage3はアップダウンが続き、ラスト10kmには7kmの登りが控える。日本チームに対してスタートから多くのアタックが予想されるが、唐見の個人総合順位を守ることを最優先にチームで団結して戦う。(JCF強化コーチ柿木孝之)

Stage2 結果
1 唐見実世子   2時間46分47秒
2 Supuksorn Nuntana(タイ) 3分15秒差
3 Dinh Thi Nhu Ouynh(ベトナム Biwase)3分16秒差
5 福田 咲絵 同タイム 3分28秒差
19 樫木 祥子 6分49秒差
26 梶原 悠未 7分38秒差
49 下山美寿々 11分57秒差

Stage2 個人総合成績
1 唐見実世子 4時間27分26秒
2 Supuksorn Nuntana(タイ)3分19秒差
3 Dinh Thi Nhu Quynh(ベトナム Biwase)3分22秒差
6 福田 咲絵  3分38秒差
19 梶原 悠未 7分29秒差
46 下山美寿々 12分7秒差
71 樫木 祥子 19分31秒差