日本自転車競技連盟
2015/08/21

2015ジュニアトラック世界戦(大会2日目レポート)

女子TP表彰式大会2日目、午後13時男子スクラッチ予選から競技は始まった。
日本からは山下祥平(日本体育大学)が予選2組に出場した。
集団をラップするグループにうまく乗り位で通過。決勝では隊列は一列棒状になり速い展開でレースは進行。落車事故が数件ある中、山下は10位であった。ケイリンには高校トップスプリンターの梶原大地(祐誠)、山根将太(倉吉西)が出場。両名とも善戦したが”力の差”に敗れ敗退した。250mバンクを2周半、逃げて200m参考タイム10秒4で上がらないと1着は取れない。しかし、アジア勢ので韓国、マレーシアの躍進はジュニアから顕著である。
(選手コメント)
・トップスピードが違い過ぎて、対応できなかった。まずは体づくりが必要要と思った。(山根将太)
・レース中、後方よりも前にいる方が良いと思った。体力差がすごかったので、ウエイトトレーニングの必要性を感じた。(梶原大地)

女子500mタイムトライアル
大久保花梨(祐成)が出場36秒978でゴール。メダル圏内までは約2秒差があり、男子同様に短距離強化の課題が浮き彫りとなった。

TP_W女子チームパーシュート
1回戦。対戦相手はニュージーランドである。メンバーは昨日と同様、予定ラップを刻み、昨日より約5秒アップの4分42秒551と日本ジュニア記録を更新した。選手たちは大会への緊張感から解放されたようである。その余勢を買って3位ー4位決定戦ではロシアチームと対戦。序盤から中盤にかけて約2秒のリードを許すが、相手チームは3名になり日本チームはじりじりとタイム差を縮める。残り2周日本チームも隊列の乱れもあり、デッドヒート。最終ゴールはほぼ同時に号砲が鳴り日本チームが初の銅メダルを手にした。感動のレース展開に会場は湧き上がり、ゴール後選手たちは号泣した。
会場に来てから約8秒のタイム向上は女子に秘める力の大きさを感じさせてくれた。
(選手コメント)
・ラスト2周まで、負けていてラスト1周で逆転。すごく嬉しい。4人の心が1つになった。明日からの個人種目も頑張ります。(鈴木奈央)
・このメンバーで最後の団抜で最高の結果を残せて嬉しい。大幅に記録更新ができ、このメンバーに感謝したい。(橋本優弥)
・今までの集大成として臨んだ大会にベストを更新できたことが嬉しい。このメンバーだからできた。皆に感謝したい。(古山稀絵)
・逆転勝利!嬉し泣きできて良かった。最高の形でジュニアの団抜をしめることができた。東京五輪につなげたい。(梶原悠未)

TP_M男子チームパーシュート
沢田・今村・安川・徳田で臨んだ1回戦。日本ジュニア記録に並ぶ4分16秒台を記録したが、僅かに更新できず悔し涙をのんだ。女子の頑張りに奮起、全員ギアを52×14に上げ7-8位決定戦に臨む。速いペースでの先頭交代と実走で体感したことのないスピードで走り切り、4分11秒573のタイムでゴールした。待望の記録更新である。選手たちは感極まり、号泣した。個々にスタッフと握手する姿は感動的であった。(JCF強化委員会ジュニア強化育成部会長 折本裕樹)