Auto Giappone da Zhuan League Athletic
2018/08/28

2018アジア大会 トラック第1日目

トラック1日目 レポート

827、ジャカルタ市内に新設されたジャカルタ・インターナショナル・ベロドローム(木製・250メートル)でアジア競技大会の自転車トラック競技が開幕した。31日まで5日間の日程で、男女それぞれ7種目が開催される。

初日は午後からチームスプリント予選・決勝とチームパシュート予選が行われた。男子チームスプリントは、雨谷一樹(一般社団法人日本競輪選手会栃木支部)、新田祐大(一般社団法人日本競輪選手会福島支部)、深谷知広(一般社団法人日本競輪選手会愛知支部)が出走。予選ではスタートでミスがあり再スタートとなった。それが影響して序盤はタイムが伸びなかったものの、2走目の新田、3走目の深谷が自己ベストを更新する素晴らしい走りをみせ、44秒489のタイムで予選を4位通過。韓国との3−4位決定戦へと進んだ。3−4位決定戦では、すべてが噛み合い、日本チームの実力を発揮。予選でマレーシアが出した大会レコードの43秒934を上回る、43秒899をマークし、大会レコードを更新するとともに、韓国を下して銅メダルを獲得した。男子チームスプリントは、2014年の仁川・アジア大会から二大会連続の銅メダル獲得。

前田佳代乃(京都府自転車競技連盟)と太田りゆ(一般社団法人日本競輪選手会埼玉支部)が出走した女子チームスプリントは、予選を男子と同じく4位通過。韓国との対戦となった3ー4位決定戦では予選よりもタイムを削り、33秒911秒でゴールしたものの0.435秒差で韓国に破れ、最終成績は4位となった。

女子チームパシュート予選は、梶原悠未(筑波大学)、中村妃智(日本写真判定株式会社)、吉川美穂(Live Garden Bicistelle)、橋本優弥(鹿屋体育大学)が出走。4分33秒768のタイムで5カ国中3位となり、28日に開催される第一回戦では、予選2位の中国と対戦する。

近谷涼、一丸尚伍(TEAM BRIDGESTONECycling)、今村駿介(中央大学)、沢田桂太郎(日本大学)で挑んだ男子チームパシュート予選は、中盤に一丸と沢田が相次いで遅れ、隊列が乱れてるアクシデントがあり失速。10カ国中5位となる4分12秒173でゴールし、第一回戦では、予選8位のUAEと対戦となるが、1−2位決定戦に進めるのは、予選上位4カ国のうちの2カ国となるため、日本は第一回戦以降、銅メダルをかけての戦いとなる。

●雨谷一樹のコメント
「予選ではミスをしてしまったが、3−4位決定戦ではいつもの走りができたので良かったと思う。」

●新田祐大のコメント
「予選で自分と深谷が自己ベストを出すことができた。ミスがあったものの3−4位決定戦に出ることができたので、タイムを出すことを目標に走り、全体で一番良いタイムを出すことができた。直前の落車で治療や調整をしながら大会を迎えたが、万全の状態にしてもらい、それが高いモチベーションにもつながった。昨日から身体は良い状態になり、今日も走るのが楽しみで、思った以上の成績が出た。とても良い大会になった。」

●深谷知広のコメント
「予選は残念だった。チームワークのバランスが崩れてしまったことが原因。しかし、決定戦ではしっかりと力を出すことができた。予選と決定戦でタイムが落ちてしまっているので、2本目にタイムを上げていくことを今後の課題にしたい。」

●ブノワ・ベトゥコーチ(短距離)のコメント
「女子チームスプリントの4位という結果には驚いてはいない。実力どおりであって、奇跡が起こることはないから。世界で戦うには、まだ体力などが足りていないと考えている。男子チームスプリントに関しては、メダルを獲得できたものの、このメダルの色は正直嫌いだ。予選でのスタートの失敗が響いてしまったことが原因であり、自分たちが負けたということだ。ここには優勝するために来ている。優勝する能力があるだけに残念だ。ポジティブな面を言うなら、新田と深谷が今回自己ベストタイムを出した。これが将来への自信につながっていくと思うので、次のレースを期待したい。」

●イアン・メルヴィンコーチ(中距離)のコメント
「男子は、ワールドカップはオリンピックの出場枠にも関わるため、今大会の2ヶ月後に開幕するワールドカップに照準を合わせる決断をした。そのなかで今大会が途中にあるため、両方で結果を出せるプログラム(筋力アップのためのジムプログラム等)を取り入れたが、結果として今日は噛み合わなかった。何人かはうまくいっているが、何人かは予想と違う反応が出ている。結果としては残念ではあるが、良いデータを取ることができたので、今回の経験を今後に活かして、早く結果を出せるように頑張っていきたい。明日、金メダルを取れないのは残念だが、銅メダルをめざして挑戦していきたい。できるかぎりの調整して、現時点でのベストの状態で走りたい。」