2018/05/07

2018年MTBアジア選手権大会 XCO

大会最終日はXCO男女ジュニア、男子U23、男子エリートが行われた。前日のドロドロは急速に回復し乗車できないポイントはなくなった。

朝一番のレースは女子ジュニア。案の定オフィシャルバスの出発が遅れ、30分遅れてレースはスタートループ(以下SL)+2周回でスタート。川口うらら、 松本璃奈、小林あか里の3名がエントリー。スタートループを終えて川口を先頭に後方スタートの小林も大健闘し、その後ろに松本が続き日本チームが先頭を固める。ファイナルラップとなる2周目には川口が独走し、2位に中国、3位小林と上位3名が独走となり、川口は差をどんどんと空けての優勝川口、3位に初出場となった小林となった。

10時30分スタートの男子ジュニアは 村上功太郎、神永真一、野村拓未がエントリー。直前の女子のラップタイムが予想以上に早かったため、当初予定していた3周からSL+4周に変更となりスタート。最前列の村上はスタートの混戦で遅れてしまい番手、その後ろ神永、最後尾付近からスタートとなった野村は15番手ほどで本コースイン。中国、韓国、カザフスタン、日本と4か国6名のパックから周回を進めるごとにばらけだした。一時後退してしまった村上は最後に追い上げを見せてきたが、ギリギリ届かずに4位となった。神永は後半にかけて差を開けられ7位、後ろから追い上げた野村は11位となった。

午後3時スタートの男子エリートと新しく新設されたクラスのU23の時間には暑さと湿度は最高となる中、男子エリートはSL+6周、U23はSL+5周でレースは行われた。日本からは男子エリートに 山本幸平、平野星矢、沢田時、前田公平。U23に平林安里のエントリー。U23は平林の優勝に期待がかかったが、スタートは先頭で入り本ループに入ってきたが、他国の選手と接触がありリアエンドを激しく損傷していまし交代。ピットでメカニックに直してもらうが完全には治らず結局4回のピットストップを強いられるなか、追い上げを見せて4位となった。

男子エリートは山本、イラン2名、カザフスタン、平野が抜け出す形でレースは進んだ。中盤に入りカザフスタンとイランが猛暑の中のハイペースに耐えられずに落ちていき、山本から5秒差でイランが続く形で終始進んだ。日本チームとしてはスタッフでその様子と山本からのリクエスト等を情報伝達し、気持ちを切らさないよう努めた。ファイナルラップに入り徐々にイランが遅れだし、独走の形で山本が優勝。3位には平野が危なげなく入った。前田公平はスタート後からペースが上げられずに13位、沢田時は暑さで走行不能となりDNFとなった。

ご声援ありがとうございました。
JCF MTB監督

WOMEN JUNIOR

1 1 URARA KAWAGUCHI JPN 0:35:44
2 9 ZHIFAN WU CHN 0:37:08
3 11 AKARI KOBAYASHI JPN 0:38:31
4 2 TATYANA BOGDANOVA KAZ 0:42:20
5 6 RINA MATSUMOTO JPN 0:42:59

 

MEN JUNIOR

1 17 JIN WEI YUAN CHN 0:59:22
2 20 SEONG HUN CHUN KOR 1:00:43
3 12 NIYAZOV BOLAT KAZ 1:01:16
4 1 KOUTAROU MURAKAMI JPN 1:01:26
7 7 SHINICHI KAMINAGAWA JPN 1:03:39
11 16 TAKUMI NOMURA JPN 1:11:30

 

MEN U23

1 1 XIANJING LV 10060881325 CHN 1:08:59
2 2 MINGRUN CHEN 10051617623 CHN 1:12:16
3 16 MINO KIM 10015868877 KOR 1:14:53
4 4 ARI HIRABAYASHI 10009660069 JPN 1:15:38

 

MEN ELITE

1 5 KOHEI YAMAMOTO JPN 1:22:16
2 1 FARAZ SHOKRI IRI 1:22:57
3 7 SEIYA HIRANO JPN 1:23:59
13 14 KOHEI MAEDA JPN 1:35:31