2018/05/04

2018年MTBアジア選手権大会 XCR(チームリレー)

 5月4日から6日にフィリピンのセブ島にてアジア選手権が開催された。会場はダナオシティの山中にあり、オフィシャルホテルから会場までの約30キロの移動は、激しい渋滞が慢性的に起こっておる中、地元警察の協力も得てパトカーと白バイの先導で時間を稼ぐが、道が狭く道路も悪い為に大幅に時間がかかり、スケジュールが大きく変更される中大会最初の競技となるXCR(チームリレー)が行われた。日本からはエースの山本幸平が試走で落車をしてしまったためにメンバー変更を行ってレースに挑んだ。第一ライダー平林安里、第二ライダー小林あか里、第三ライダー川口うらら、第四ライダー村上功太郎、アンカーに前田公平でエントリー。

前日の豪雨の影響でドロドロのコースが待ち受ける中マッドタイヤを選択してレースはスタート。順調に1位で走り出すが半周目ほどで順位を下げはじめた。原因は泥がまとわりついてホイールが回らなくなりランニングを強いられてしまったためだ。ランニングと泥をかき落とすことを繰り返し、7位で第二ライダーの小林あか里がスタート。そつなくうまく走り切り第三ライダー川口うららへ。テクニカルセクションの得意な川口は追い上げをして6位で戻ってきた。第一ライダーの平林の情報を得て第四ライダー村上とアンカーの前田はメカニックがドライタイヤに変更した。第四ライダーの村上は順調に追い上げ3位でアンカーの前田に。前田もタイを抜き去って先頭中国を追いかけるが、最初のギャップが大きく2位でゴールした。

1位 中国 1:43:09
2位 日本 1:47:32
3位 フィリピン 1:51:21

5月5日 DHI男女エリート決勝
5月6日 XCO男女ジュニア、男子U23、男子エリート
が行われます。引き続きご声援よろしくお願いいたします。

JCF MTB監督
鈴木雷太