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2013/06/02

トロフェオ/カールスベルク 第3ステージ<速報>

山本大喜第3ステージは、午前中に11.5kmの個人タイムトライアル、午後は79kmのロードレースの2部に分かれて行なわれた。
3-1 ステージの個人タイムトライアルはスタートからすぐに5パーセントほどの3km超の登りと700mほどの勾配のある登りの2箇所が大きなポイントとなるコースであり、力差の出るコース設定になっている。昨年の総合優勝者、デンマークのMads Pedersenが今年も力をみせて優勝し、総合でもリーダーになった。日本選手の中では59位の岡が最上位であった。

第3-1ステージ 個人タイムトライアル 11.5km
1位 Mads Pedersen(デンマーク)16分30秒
2位 Curran Geoffrey(アメリカ) 
3位 Rask Mathias(デンマーク)
59位 岡  篤志(キャノンデール・チャンピオンシステム)1分32秒差
61位 山本 大喜(榛生昇陽高校)1分34秒差
81位 松本 祐典(北桑田高校)1分53秒差
85位 橋詰  丈(昭和第一学園高校)1分58秒差
86位 横山 航太(篠ノ井高校)2分7秒差
87位 黒枝 咲哉(日出暘谷高校)2分7秒差

ニュートラル3-2ステージ 79km
午後からのロードレースはHomburgの中心街をスタートして20kmの周回を4周するコースで行なわれた。スタートしてすぐに橋詰が穴に落ち後輪交換する。3周目には横山が中央分離帯に突っ込み前後輪大破し、その直後に松本も前輪破損。なんとか2名とも車輪交換して集団復帰する。その周の山岳ポイントでは橋詰が2位通過して、ポイント差では大きく離されているが山岳賞争いで2位となる。3周目終了前にスウェーデンの選手と山本が2人で逃げ、山本がポイント賞を2位通過する。集団はスプリントに持ち込みたい総合リーダーを擁するデンマークとスプリンターを擁するイギリスが中心となり集団をまとめ、大きな逃げは許さない展開となり80名以上での集団スプリントとなる。スプリントでは今朝のタイムトライアルで優勝し総合リーダーとなっているMads Pedersenがこの日2度目の優勝を飾る。日本チームは集団中ほどからスプリントする形になってしまった黒枝が12位、横山が16位と今日もネイションズポイント獲得はならなかった。今日はトラブルが多かったものの、日増しに日本の選手の動きが良くなり、積極的に前方で展開している様子がラジオツールからも頻繁に流れてくる。明日の最終ステージはこの大会では何度も使われたコースであり、登りでふるい落としのかかる厳しいコースであるが、今の選手の状態ならチャンスは必ずある。(ジュニア強化育成部会 柿木孝之)

第3-2ステージ 79km
1位 Mads Pedersen(デンマーク)1時間56分28秒
2位 Lawless Christopher (イギリス) 
3位 Burton Germain(イギリス)
12位 黒枝 咲哉(日出暘谷高校)
16位 横山 航太(篠ノ井高校)
27位 岡  篤志(キャノンデール・チャンピオンシステム)
83位 山本 大喜
91位 橋詰  丈(昭和第一学園高校) 3分47秒差
92位 松本 祐典(北桑田高校)3分47秒差