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2014/06/10

レースレポート【ツール・ド・シンカラ】第4ステージ

今大会最大の山岳ステージで唯一の登りゴールステージ。個人総合成績はすでにイラン勢が上位を占めているが、チームは逃げの展開に参加しながらイラン勢のアシストを消耗させ、最後に待ち構える10㎞の1級山岳と4㎞の登りゴールには初山を備え、個人総合アップを狙う。レースは面手のアタックでスタートしたが、カウンターアタックに誰も乗れず6名の先行グループを行かせてしまう。その後、内野、清水と追撃を試みるが決まらず、リーダーチームの長いコントロールが始まる。2~3分で推移するタイム差を見ながら淡々と進んだ後、1級山岳に差し掛かる手前で面手を含む小グループが先行グループにジャンプアップに成功しリーダーチームに圧力をかけるが、1級山岳では総合リーダーを始めとするイラン勢がチームの垣根を越えた協働体制で走りあっという間に吸収、ゴールも1~5位までを独占した。初山はトップから2分21秒遅れの13位でゴールし個人総合9位となった。明日は逃げの展開とスプリントの展開両方に備えてステージ成績を狙う。(浅田 顕)

第4ステージ165㎞
1 EMAMI Rahim (イラン/PISHGAMAN YAZD)4h28m15s
2 ZARGARI Amir (イラン/PISHGAMAN YAZD)+16s
3 MEHRBANIAZAR Ramin (イラン/PISHGAMAN YAZD)+29s
…13 初山翔+2分21秒、31 横山航太+5分50秒、51位内野直也+9分5秒、57位面手利輝+12分43秒、69位内間康平+13分47秒、75位黒枝咲哉+16分39秒、87 清水太己+20分31秒

第4ステージ終了時点個人総合リーダー
1 ZARGARI Amir (イラン/PISHGAMAN YAZD)12h20m01s
…9初山翔+8分30秒