• HOME
  • ROAD
  • NEWS
  • U23欧州遠征レースレポート SAINT-BRIEUC AGGLO TOUR
2014/08/28

U23欧州遠征レースレポート SAINT-BRIEUC AGGLO TOUR

U23リーダーの徳田優ブルターニュ地方北部の町サンブリユを中心に周辺の起伏の多い地形を利用した2日間で3ステージを走るステージレース。ブルターニュ地方の有力チームとフランス国内トップクラブチームの参加により争われる。ジャパンU23チームは唯一の外国チームとして参加し地元チームに混じりステージ成績を狙う。

U23欧州遠征レースレポート
大会名 SAINT-BRIEUC AGGLO TOUR
開催地 フランス・コートダルモール県
距 離 第1ステージ 138.3㎞
第2ステージ 8.73㎞ 個人TT
第3ステージ 97.5㎞
クラス FFC 2.12.1
期 間 2014年8月23~24日
参加者 黒枝士揮(VINI FANTINI-NIPPO-DE ROSA)小石祐馬(VINI FANTINI-NIPPO-DE ROSA)、石橋学(鹿屋体育大学)、徳田鍛造(鹿屋体育大学)、山本隼(中央大学)、徳田優(鹿屋体育大学)

<第1ステージ>
●成 績
11徳田優+0s
14小石祐馬+0s
●コメント
アップダウンと細道が続くコースでは逃げが決まりやすい展開を予測し、チームは前半から積極的に逃げに乗る。しかし小さな逃げは20秒もリードが許されずすぐに吸収される展開が続いた。最後はゴールの町のサーキットを7周するが、直前の平坦区間でペースが上がり18名が先頭集団を形成し小石と徳田優が入る。小周回でもタイム差は縮まらず2人はトップグループでのゴールとなった。メイン集団ゴールの4名も終始レースを前方で展開している姿が確認できた。

<第2ステージ>個人タイムトライアル
●成 績
1 MORICE Julien (フランス/Vendée U)10m21s60 平均速度50.56㎞/h
2 CORNU Jeremy (フランス/Vendée U)  +16s 57
3 LEPLINGARD Antoine (フランス/Vendée U)+20s 65
…47小石祐馬+1m5s48、74石橋学 1m31s37、77徳田優+1m34s30 92徳田鍛造+1m58s71
●コメント
8.73㎞の個人タイムトライアルは一部緩い下りと緩い登りがあるものの、フラット中心のスピードコース。チームは中止になったステージレースの代替えに急きょ今大会へ参加したためTTバイクの準備は無くノーマルバイクでの参加となった。チームは小石が最高順位の47位でU23賞を獲得。しかし黒枝士揮と山本隼は規定タイム内に走り切れずタイムアウトとなってしまった。

<第3ステージ>
●成 績
1 OLEJNIK Tomasz (ポーランド/Pavilly Barentin) 2h23m51s
2 DAVID Nicolas (フランス/Hennebont) +3s
3 OLEJNIK Mickael(ポーランド/ Pavilly Barentin)+3s
…11徳田優+40s、18小石祐馬1m58s、39石橋学+2m28s
…徳田鍛造は途中棄権
●最終個人総合成績
1 GUAY Julien Sojasun Espoir 5h40m1s
2 SINNER Benoit Armée de TerreCSA +13s
3 TORTELIER Etienne Pays Loudéac FRA +41s
…5徳田優+1m24s、15小石祐馬+2m14s 37石橋学+5m
●コメント
レースはフランスの強豪クラブVENDEE UのCORNUを総合リーダーに最後のステージにと突入。コースは登り口がきつい約2㎞の登り区間を含む5.7㎞の周回を17周するハードなプロフィール。チームは総合上位につける小石と徳田優を中心に展開。レースは序盤より激しいアタックが始まりリーダーチームは間もなく崩壊、総合外選手中心の逃げに徳田優が乗り14名の先行グループが出来る。メイン集団の総合上位勢の動きに小石が備える形で終盤に差し掛かるが、猛追の小グループがバラバラになった先頭グループを捕えてゆく形でゴール。徳田は健闘11でゴールし総合5位に上がりU23リーダーを獲得、猛追走グループを逃した小石も粘りの走りで総合15位に残った。チームは1週間前の黒枝の優勝でエンジンがかかり短期間で成長が見えている。U23選手にとってはこのような時期が非常に大切と強く感じた。