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ベトナムBIWASE CUP2017<レポート>Stage5

March 13th, 2017

Stage5
Stage5の最初の40kmまでは平坦であるが、40km過ぎから1.5kmの急勾配の山岳ポイントを始めに66km地点までは3つの山岳ポイントを含む登りが続く。そこからラスト40kmは平坦のコースで、山岳区間でいかにチームの人数を残して最後の平坦区間に臨めるかが問われるステージとなる。
最初の平坦区間で多くのアタックがあるがなかなか決まらず、30kmあたりでようやく3名の逃げが決まる。登り口まで1分差まで広がったが、個人総合2位で山岳賞を唐見から奪いたい地元ベトナムチームが集団を牽引して登りに入る。最初の山岳ポイントで集団は分裂し始め、その後アップダウンを繰り返しながら登る59km地点の山岳ポイント、66km地点の最後の山岳ポイントでは毎回7名ほどの少人数に絞られる。そこには唐見を含む個人総合上位陣と梶原が残り、常に唐見がほかの国からの攻撃にさらされない状況を作る。その後樫木を含む4名ほど、さらに福田を含む数名が追いつき、ラスト30kmでは20名ほどの先頭集団になる。日本は4名が入り唐見の個人総合を守るには万全の状態となり、そこからは梶原のステージ優勝を視野に入れて戦う。団体総合を狙うBIWASEチームも4名入っており、彼女らの牽引でゴールに向かう。5名ほどがさらに追いつき25名ほどでゴールに進むが、ラスト15kmからはアタック合戦となり樫木、福田、そして総合上位陣の動きには唐見が反応する。集団スプリントになるかと思われたがタイミングよく地元の選手がラスト4kmほどから単独で抜け出しそのまま逃げ切る。日本チームは梶原の集団スプリントでのステージ優勝を狙っていたが、レース距離が予定よりも短く、さらにラスト10km、5kmの看板はなく地面にチョークで書かれているためそれを見逃し追いかけるのが遅れてしまい逃げ切られてしまう。梶原は集団の先頭でゴールし2位。Nguyen Thi Thatとの勝負には勝ったが、ステージ優勝をとれなかった。この日は日本チームが登り区間で隙を一切見せなかったためステージ前に想定していたものより厳しい展開にはならず、唐見は大きく力を使わずして個人総合を守った。そして唐見はこの日は3つある山岳ポイントでもほかの選手とのポイント差を考えながら確実にポイント加算して山岳賞を確定させた。(JCF強化コーチ 柿木孝之)

Stage5
1 Nguyen Thi Thu Mai(ベトナム Gao Hat Ngoc Troi AG)2時間44分26秒
2 梶原 悠未 17秒差
3 Nguyen Thi That(ベトナム Gao Hat Ngoc Troi AG)Same time
17 福田 咲絵 同タイム 
21 唐見実世子 同タイム
23 樫木 祥子 同タイム
74 下山美寿々 17分53秒差

Stage5 個人総合成績
1 唐見実世子 11時間50分7秒
2 Phetdarin Somrat(タイ) 3分32秒差
3 SOKOVNINA Natalya(カザフスタン)3分34秒差
6 福田 咲絵  5分18秒差
32 梶原 悠未 16分37秒差
43 樫木 祥子 27分57秒差
61 下山美寿々 41分45秒差

(JCF強化コーチ 柿木孝之)

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