2017/05/23

TOJ第3ステージレポート

吉岡例年は厳しいコースと展開で終盤までに絞られた先頭グループからさらに抜け出した選手が勝利するステージ。チームは引き続き吉岡と山本の先頭グループゴールを目標にスタート。序盤から逃げた3名に対して集団が一定ペースでコントロールし、大きな難関もなく終盤に突入。先頭3名は吸収され前方では転回があるものの最後のゴールまでの登りを残し集団は一つ。ゴールは昨日優勝し総合リーダーに立ったNIPPOのカノラが連勝し、上位陣も3位まで昨日と同じ顔ぶれであった。
チームでは吉岡と山本が先頭から8秒差でゴールし本日の目標もクリアした。途中エースたちの位置取りをした孫崎、草場は終盤のペースアップにより先頭から少し遅れてゴールし、新城はラスト1周の位置取り争いで転倒し単独で遅れてのゴールとなった。日本勢では初山(ブリヂストン・アンカー)が山岳ポイントを追加し山岳ジャージをキープ。中根英登が終盤の展開で良い走りが見えた他、土井(マトリックス)が8位、昨日4位の岡(宇都宮ブリッツェン)も14位と健闘した。(浅田 顕)

5月23日 第3ステージ(いなべステージ)127km
レース結果
1マルコ・カノラ(イタリア/NIPPO・ヴィーニファンティーニ)3h11m54s
2ルーカス・セバスチャン・アエド(アルゼンチン/ユナイテッドヘルスケア)+0s
3ジョン・アベラストゥリ・イサガ(スペイン/チーム右京)+0s
…24吉岡直哉+8s、32山本大喜+8s、48草場啓吾+51s、孫崎大樹+1m04s、81新城雄大+10m58s