2017/05/27

TOJ第7ステージレポート

富士山ステージでの結果により、個人総合成績にほぼ決着がついた形で今日の修善寺ステージを迎えた。厳しいステージではあるがチームの今日の目的は山本大喜の個人総合成績をポイント圏内に収めることと、展開次第では吉岡のステージ成績を狙う事も視野に入れた。レースは序盤の実力者4名のアタックが決まり、リーダーチームにコントロールされる集団は最高4分差で周回を重ねた。中盤以降はステージ優勝を狙うNIPPOのペースアップと攻撃により集団は26名程に絞られ、チームからは山本のみが残りゴールまで耐えるレースとなる。レース決着は、先頭4人が分解しつつもメイン追走グループからは逃げ切り、最初からの逃げメンバーのひとりマルコ・スガルシア(キナン)が2位に大差をつけて優勝した。山本は最後の周でメイン追走グループから少し遅れながらも24位でゴールし個人総合成績を19位とした。日本人勢では優勝したガルシアと共に最初から飛び出した初山翔(ブリヂストン・アンカー)が6位に食い留まる健闘を見せた。個人総合成績争いでは日本人勢は大人しいレース展開で順位上昇は無く、依然総合トップ10はすべてカタカナのリザルトとなっている。(浅田 顕)
 
5月27日 第7ステージ(伊豆ステージ)122㎞
レース結果
ステージ成績

1 マルコス・ガルシア(スペイン/キナンサイクリングチーム)3h30m53s
2 クリス・ハーパー (オーストラリア/アイソウェイ・スポーツ・スイスウェルネス)+1m39s
3 マルコ・カノラ (イタリア/NIPPO・ヴィーニファンティーニ)+1m52s
…24山本大喜+5m10s、35吉岡直哉、37新城雄大+13m51s、47孫崎大樹+15m19s、71草場啓吾+27m38s

個人総合成績
1オスカル・プジョル・ムニョス (スペイン/チーム右京) 16:45’48”
…19山本大喜+8m12s