2017/06/09

Trofeo 2017 Stage1<レポート>

Trofeo 2017  Stage1
6月8日から11日までTTを含めて5つのステージで争われるジュニアネイションズカップTrofeo(ドイツ)がスタートし、日本からは蠣崎優仁、篠田幸希、小野寺慶、成海大聖、宇賀隆貴、依田翔大の6選手が出走した。メインスポンサーの変更により大会名は変わり、日数も1日増えてまたコースがより厳しくなった。
第1ステージは5%ほどの2km超の登りを2か所含む1周22kmの周回コースで、スタート周回コースに入る前にも2km以上の登りをこなす。ラスト1kmは登りであり、クライマーというよりは登れるスプリンターに向いたコース設定である。
周回に入り1周目で成海、篠田が落車して成海はそのままリタイア。篠田は腕を負傷し大きく遅れながら走り続ける。メイン集団には小野寺、蠣崎が残る。ラスト周回まで集団は大きな逃げは起こらずゴールスプリントの展開になる。集団内で走っていた小野寺、蠣崎はラスト周回の2つ目の登り区間で起こったアタック合戦により大きく伸びた集団から最後に遅れてしまった。優勝は長い登りスプリントを制したロシアのNikita Bondarchuk。日本チームは蠣崎の73位が最高位であった。
第2ステージは石畳の18%-20%の急勾配の登りを含む周回がレース前半に設定されている今大会で一番厳しいコースであり、力勝負となることが予想される。(JCF強化コーチ 柿木孝之)

第1ステージ順位 結果
1 Nikita Bondarchuk (ロシア)2時間28分2秒
2 Niklas Markl (ドイツ)同タイム
3 Daan Hoole(オランダ)同タイム
73 蠣崎優仁 2分19秒差
76 小野寺慶 6分2秒差
104 依田翔大 20分37秒差
108 宇賀隆貴 20分43秒差
篠田幸希 リタイア
成海大聖 リタイア