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2017 Tour de DMZ<Stage 3>レポート

6. September 2017

stage3
第3ステージは114.5kmで、スタート直後に1.5kmの登り、そして60km過ぎに4.5kmの勾配のある登りが控える。コース後半はアップダウンが続き、ラスト10kmからは道幅の広い直線となりゴールを迎える。
スタート直後は穏やかに進み、注意していた最初の登りでペースは上がらない。韓国の選手が攻撃をかけて抜け出し、さらに追走で1名チームメイトが続き、この2名の逃げとカザフスタンのコントロールする集団という形で勝負ところの登り区間に入る。カザフスタンがチームでまとまり、日本チームもその後ろに全員で並ぶ。勾配がきつく集団はバラバラになり、松田、カザフスタン4名、メキシコのISLAZ ROPEZ Fernando、韓国のJun Hyunsuの7名の先頭グループで山頂を通過する。山頂直後の3kmのトンネルで松田が動きISLAZ ROPEZ Fernando、Jun Hyunsuと抜け出すが、カザフスタンは冷静に追撃態勢を整えて逃げを許さない。7名の先頭グループを追撃する4名に佐藤が入り、松田の先頭集団に近づいたが捉えきれない。さらに登りで厳しかった小野寺が15名ほどの集団の先頭を牽き続けて佐藤の第2集団に合流する。しかしそこからカザフスタン2名に抜け出されて先頭集団に追いつかれてしまう。最終的に先頭集団11名の中にカザフスタン6名入ったが、日本チームは松田1名では厳しい。佐藤と小野寺を含む集団も松田集団とタイム差は40秒から1分ほどと粘るが詰め切れない。佐藤らの追走集団はゴール5km前あたりで篠田を含む10名ほどが合流し30名ほどの大集団となりゴールを迎えた。
第1集団では昨日のステージで逃げ切りながらもコースミスをしたカザフスタンのエースIgor CHZHANに70kmあたりからアタックを決められる。松田のグループはカザフスタンが5名おり攻撃をかけられない。結局Igor CHZHANが昨日に続きゴールまで独走して個人総合リーダーとなった。カザフスタンの攻撃に耐えた松田が6位でゴールした。
昨日はトラブルの影響により先頭グループを逃した松田であったが、この日は実力を発揮し厳しい登り区間でも先頭グループに入り動くことが出来た。しかし登りが厳しく、各選手強力なカザフスタンに対して松田が1人で先頭集団の中で戦う形となった。カザフスタンも2名が登りで遅れたが、小野寺と佐藤のグループからタイミングを見計らって2名で追走して先頭グループに合流してより数的優位な状況を作っている。日本チームも動くべきところ、休むべきところをしっかり意識して追走すれば、佐藤、小野寺は登りの後の早い段階で先頭集団に合流出来た可能性はあり、またその展開になれば松田を援護することが出来た。経験がものをいうところでもあるが、レースで熱くなっている中でもチームカーを呼んで状況確認を行うことでより効果的なチームとしての走りを行なうことができる。
最終ステージとなる第4ステージは登りがあるものの、大きく集団が割れない展開になると予想される。松田の個人総合7位を維持しながら、緩い下りゴール勝負で松田のスプリントでステージも狙う。(JCF強化コーチ 柿木 孝之)

stage3
1 Igor CHZHAN(カザフスタン)2時間45分8秒
2 Yevgeniy FEDROV(カザフスタン)1分26秒差
3 Jun Hyusnsu(韓国) 1分38秒差
6 松田祥位 1分39秒差
13 佐藤健 2分27秒差
14 小野寺慶 2分28秒差
48 篠田幸希 2分36秒差
50 蠣崎優仁 4分58秒差
51 西原裕太郎 同タイム

Stage3 個人総合成績
1 Igor CHZHAN(カザフスタン)7時間21分56秒差
2 Daniil Marukhin(カザフスタン)1分41秒差
3 BAYEMBAYEV Olzhas(カザフスタン)2分6秒差
7 松田祥位 3分58秒差
10 佐藤健  5分差
11 小野寺慶 5分20秒差
32 篠田幸希  10分46秒差
42 西原裕太郎 13分45秒差
50 蠣崎優仁  18分59秒差

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