Japan Auto vom Zhuan Athletic League
2014/03/11

U23欧州合宿レポート 3月5日~9日(第1週目)

Gruppenfoto合宿概要
期間:3月4日~3月25日
場所:フランス オートガロンヌ県
指導担当:浅田 顕(JCFロード強化スタッフ)
Teilnehmer:徳田鍛造(鹿屋体育大学)清水太己(EQA U23)面手利輝(EQA U23)広瀬 樹(中央大学)内野直也(EQA U23)横山航大(篠ノ井高校)岡 篤志(EQA U23)の7名
実施内容:今年そして今後の世界選手権、ネイションズカップでの活躍を見据え、段階的な強化活動として南仏の恵まれた走行環境と競争の激しいアマチュアレースを利用しレース基礎技術トレーニングを非UCI登録チーム所属U23強化選手の希望者を対象に実施。
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3月4日(火)
参加者全員集合。いつも欧州遠征というと世界選手権やネイションズカップなど、いわゆるぶっつけ本番のレースが多く、あらゆる面で未熟な日本のU23選手にとっては、背伸びしてプロのレースを経験するのではなく、アマチュアのレベルでしっかり学ぶべきことを学ぶ必要があると感じている。まずは格好よりも内容。とはいえ、フランスのアマチュアレースはプロ戻りの選手が多く、容易に上位入賞などできないレベルだ。

3月5日(水)
合宿初日は自転車の組み立て、生活用品の準備、そして天候がすぐれない中、晴れ間がのぞくタイミングで調整がてら3時間のロードトレーニングを行った。実施内容はフラットコースでローテーション技術等のグループ走行を実践した。そしてミーティングを実施。今回の目的理解と生活の役割分担、キャプテンを徳田鍛造(鹿屋体育大学)に任命。

3月6日(木)
標高900mの峠を含む210㎞の耐久走を行った。ミドルレベルの10分先頭交代で走行したが、残雪の山道や減速箇所が多かったため平均速度は31㎞/hに留まった。時差もあり体調は万全ではないが、渡欧の際は時差ボケと戦うよりしっかりトレーニングしてしまった方が良いようだ。

3月7日(金)
回復走がてら1.5hのフラットで低い強度の一定走を実施した。前日の疲れはあるようだが皆順調そうに見える。日本と比べ路面の状況が悪いので選手たちは細かい振動が気になる様子。

3月8日(土)
レース前日となるため全体の強度の低い2hの一定走にバイクペーサーを利用したスプリント系のトレーニングを入れた。トレーニング後は各自自転車整備を行い明日に備える。
3月9日(日)
今回の拠点の隣の県で開催されるアマチュアレースにGP D’ALBI(130㎞)に参加した。アマチュア全カテゴリーが参加できるレースだが参加者の7割がトップカテゴリーでレベルも高い。レースは全国級のレースでない為、主催者としてはナショナルチームの参加が不適切とされた理由で、選手それぞれの所属チームジャージでの参加となった。今回の課題は初戦という事もあり、状況把握とレース展開予測をしたうえで。各選手がフランスのアマチュアレースレベルに今の自分の状態をストレートにぶつけてみる事を指示した。朝から晴天に恵まれたものの強風が気になる。レースは序盤から強いアタックが繰り返され徳田が積極的に動く。後に12名が先行グループを形成。日本勢では岡篤志が必死に食らい付いたが、少数で逃げを決めたい思惑から激しい揺さぶりにより半数と共に脱落してしまう。他の選手も追走を試みるが力及ばず、二度と先頭を見る事なく強風で複数に分断された後続グループに留まりレースを終えた。メンバー最高位は今レースに出場経験の有る清水太己がトップから約7分遅れの15位であった。今年はアマチュアのフランスカップが2月から始まっているので地元選手は例年よりも仕上がりが早い。レース後は各選手が感想と次のレースへの課題を唱え次回レースへの挑戦を誓った。(浅田 顕)