日本自転车竞技连盟
2011/08/13

饭冢隆太在第四轮的审判世界杯#8!

8月6日、7日にポーランドで開催されたトライアル・ワールドカップで飯塚(東京・GOLDRUSH)が8位と大健闘した。
[竞技结果]
精英20英寸
1位ROS CHARRAL尼托(ESP)23.5
2位COMAS RIERA丹尼尔(ESP)30
3位MUSTIELES GARCIA阿贝尔(ESP)43
4位兼并马吕斯(FRA)48
5位短Theau(FRA)49
6位MROHS马蒂亚斯(GER)52
7位CODINA卡洛斯·迪亚兹(ESP)54
8位饭冢隆太(日本) 60

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ポーランド大会飯塚選手のレポート
8月6日(土)/7日(日)
2011UCI TrialWorldcup in Walbrzych(PL)
予選4位・準決勝8位・決勝8位。
●大会前日
大会前日の8月5日に滞在していたベルギーからポーランドの大会会場まで車で移動。1100千米、15時間の長旅。疲れは溜まったが、良い意味で長い時間の移動が気持ちを大会と切り離してくれてよくリラックスすることができた。その夜会場近くのホテルに着いたときにはすでに暗くなっていたのでセクション(コース)チェックはできず予選当日の早朝にすることになったので、ホテルの部屋でストレッチをして就寝。
●8月6日 予選
10:00のスタートに向けて6:30分起床。7時過ぎには朝食を済ませ前日に出来なかったセクションチェックに向かう。全6つのセクションを2ラップして準決勝進出をかけて争われる。(トライアルの競技では、各セクションを走行中は、足着き1回=減点1点という具合に減点方式で採点される。)
9時にライセンスチェックを行い、その後はストレッチとウォームアップをしながらスタートを待っていた。
予定通り10時に予選開始。予選のセクションはそんなに距離を飛んだり高さがある設定ではないが、これまでの大会に比べれば少し難易度が高かった。
前日の長時間の移動の影響も無く調子良く走れていた。少なからずイージーミスを出してしまったが終わってみれば4位という上位で通過。自分の走りの印象ではもっと低い順位かと思っていたがたくさんの選手が苦戦していた。
その理由が予選終了後にライダー同士で会話をしているときに明らかになった。これまでの3大会では、広いスペースを利用して人工的に岩・木・土管・コンクリート等を組み立てたり並べたりしているセクションばかりだったが、このポーランド大会では自然地形をそのまま使ったコースが複数あり、非常にテクニカルだった。
「筋力」よりも「技術」が問われるセクション設定のおかげで、自分は簡単だと思っていたセクションで他の選手は苦戦して減点が大きくなっていたようで、予選4位という結果に繋がった。筋力だけで勝負するなら、まだまだ世界のトップには届かないけれど、「技術」での勝負なら対等に戦えると確信できた。
●8月7日 1/2Final(準決勝) - Final(決勝)
一日で準決勝・決勝が行われる為、準決勝のスタート時間は前日の予選よりも1時間早い9時。
前日と同じように6:30分起床。7時過ぎに朝食を済ませて準決勝用に変更されたセクションチェックに向かう。トライアルでは、予選→準決勝→決勝と進むごとに、セクションに手直しが加えられて難易度が高くなる。
準決勝のセクションも予選と同じように自然地形が2つ+人工物のセクションが4つの全6セクションを2ラップして争われる。人工物のセクションでは高低差が増しており、ジャンプの距離と高さが要求される。だが今回は人工物セクションだけではないので、海外の選手が苦手な自然地形のセクションでいかに減点を減らせるかが勝負だった。
・1ラップ目
自然地形のセクション2つは最小の減点数で切り抜けるも、その他の人工物セクションで苦戦を強いられた。それでも1ラップ終了時の途中経過は、これまでの大会に比べれば良い順位に入っていたし、予想通り多くの選手が自然地形のセクションで苦戦していることが分かったので、2ラップ目に人工物のセクションを1つでも多くクリアできれば決勝進出も見えていた。
・2ラップ目
人工物のセクションで少しでも減点を減らそうと勝負に出るが裏目に出てしまい失敗。かなり焦る。しかしその後自然地形のセクションを順調に切り抜け、気持ちは落ち着きを取り戻すことに成功。
この時は他のライダーの情報は一切入ってきておらず、自分の走りにだけ集中することが出来た。最後の1つのセクションに向かう途中に途中経過を見てみると数人の選手が全て走り終えていた。
前回のベルギー大会で3位に入ったリック選手(NL)が合計35点で完走している。このとき自分は最後の1セクションを残して31点。リック選手の上に入れば決まりではないが決勝進出が見えてくると思った。その瞬間物凄い緊張とプレッシャーが襲ってきた。
そして最後のセクション。気合を入れながらも冷静に息を整えてトライ。失敗を恐れずにチャレンジした結果成功。3点で切り抜けて合計34点でゴール。リック選手の上に出る。
準決勝の全セクションを走り終えた時点での暫定結果では6位。まだ走り終わっていないライダー達の結果次第で、決勝進出か敗退かが決まる。
2人のライダーがゴールして、自分の順位は8位となり最後の1人、カロル・サーヴィン選手(PL)のゴールを待つ。
待っている間カロル選手の走りを見に行こうかと思ったが祈る気持ちで本部で座って待っていた。
数分後カロル選手がゴール。他の選手との会話が聞こえてくる。合計34点。しかし時間を少しだけオーバーしておりタイムペナルティーが1点加えられて35点。
この瞬間自分の順位は8位、この夏の遠征で初の、そしてもちろん生涯初の決勝進出が決まった。
決勝進出が決まったときは本当に嬉しかった。同時に驚く程にたくさんの選手やその家族、審判の方々までが共に喜び称えてくれた。
心底嬉しかったがこれで終わりではない。決勝が残っている。1人でホテルに戻りシャワーを浴びて休憩。気持ちを入れ替える。準決勝から決勝はタイムスケジュールでは4時間空いていたが休める時間は実質3時間もないくらい。その間に少しご飯を食べて眠った。
決勝は15時30分スタート。
14時30分過ぎに決勝のセクションをチェックしに行ったのだが、やはり人工物のセクションはジャンプの距離も高さも今まで挑戦したことが無い位の設定。それだけでなく自然のセクションの中にも高い岩壁などが組み込まれていたし、もはや技術だけでは走りきれない様に設定されていた。
15時30分、スタートの時間。直前から降りだしていた雨が強くなりセクションの難易度がさらに上がった。
そして自分は決勝のセクションを1つもクリアできないで終わってしまう。
難易度やジャンプの高さがどうしても届かないところ以外の、例えば得意なはずの自然地形のセクションでも、初の決勝の舞台・目標の舞台に上がったことによりテンションが上がってしまい判断ミスを犯してしまうなどの弱さを出してしまった。
しかしながら要所要所で良い走りが出来ていたので、自分の走りは出来たと思う。走り終わった時には観客に「小さい体で良く頑張った」等声をかけてくれる方もいた。
結果は8位。今回に関しては精一杯の結果だ。
だが決勝という一番注目される舞台で日本人の走りを見せることができたことがとても大事である。なにより今大会嬉しかったことは1人で走ったのではなく、今年ヨーロッパに来てから仲良くなった仲間に支えられながら走れたことである。決勝ではホームステイさせてもらっていたケニー・ベレー選手の彼女が荷物持ちをしてくれたり、2ラップ目の中盤でブレーキトラブルが起こってしまったときも観戦していたライダーが駆け寄ってきてくれて手を貸してくれた。もし1人だったらブレーキトラブルが原因で完走すら出来なかったと思う。
これまでスイス大会18位・フランス大会19位・ベルギー大会20位、いずれも準決勝で止まっていたが、今回のポーランド大会で8位に入れた理由は言うまでも無くセクションの難易度設定にある。
技術が重視されている設定であれば十分上位に食い込んでいけることが証明できた。それでもやはり毎大会決勝に進出したり、決勝で戦っていくには今の自分では非力すぎる。今までは技術を磨いてきたがそれだけでは戦っていけないことを痛感した。自分はまだ19歳でこれからはしっかりと体作りにも時間を掛けて、世界で戦っていける体と心を養っていく必要がある。と同時にもし海外の選手に比べても見劣りしないくらいの体になったときに、どれくらいの順位に入れるかが楽しみだ。
2011年度のワールドカップは残すところあと1つ。第5戦、フランス/プラ・ループ大会。
フランスのセクションの特徴はやはり広いスペースに人口的に大きい岩・木・土管・コンクリート等を配置するものが多い。おそらく力勝負のセクションが多くなるだろうが、気後れせずに前回「決勝に進出した」という事実に自信を持って戦いたい。そして自分の走りが出来れば自ずと結果も付いてくるであろう。
今回の遠征で自分はライダーとしてだけではなく1人の人間として、とても成長を感じています。携わって、応援していただいている関係者の皆様、家族、日本の仲間や全国のトライアル関係者には言葉では表すことが出来ないくらいに、心から感謝しています。これからも精進して参りますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。(飯塚 隆太)