日本自転車競技連盟
2012/07/29

ロンドンphoto 20120728

■男子ロード 別府22位 新城48位
華やかな開会式の余韻に浸る間もなく、ロンドンオリンピックは28日から競技が本格的にスタートした。自転車競技はこの日、オリンピックのオープニングイベントとして定着した観のある男子ロードレースが行われ、カザフスタンのアレクサンドル・ヴィノクロフ(38)が、コロンビアのウランとのゴールスプリントを制して、アジア勢として初の金メダルを獲得した。
日本から出場した別府史之、新城幸也の2人は、序盤から逃げグループに乗った別府が最後まで逃げ粘って、ヴィノクロフとウランを追う集団の中でフィニッシュ。3位と同タイムの22位と健闘した。一方の新城は、逃げ集団を追うメイン集団の中でチャンスを待つ状態が続いたが、集団をコントロールするイギリス・ドイツ勢の失速とともに追い上げるタイミングを逸し、最終48位の成績だった。(選手強化スタッフ広報担当)

■別府史之選手
「逃げが決まった瞬間、メンバーがみんなワールドツアーの選手だったので、これは行けるなという感じはありました。ボックスヒル(丘陵地帯の周回コース)に入ると道が狭くなるのはわかっていたので集団の前にいて正解でした。最後は脚をためてゴールスプリントに備えていたのですが、ゴールまでの残り距離の表示が分かりづらくて、気付いたらゴールでした。メダルには手が届かなかったけど、全力は尽くせたので満足のいく結果ですね。2回目のオリンピックでしたけど、逃げて着にもからむ結果だったので、北京(途中棄権)の時のリベンジはできました。」


■新城幸也選手
「これがレースですけど、脚が余ってるのが悔しいですね。序盤に決まった逃げには僕は最初から乗るつもりはなかったので静観していました。でも途中追撃に出るチャンスはあったけど行かなかったのが悔やまれます。特にジルベールが仕掛けたとき僕は前にいたんですけど、それを見送ってしまったのが失敗でしたね。まだ早いと思ってしまって。最後の40kmはイギリスとドイツが集団をコントロールしていたので、逃げ集団をすぐに捕まえるだろうと思っていたんですけど。まぁ結局前が勝ったということですね。これがレースです。初めてのオリンピックでこの結果でしたけど手応えはつかめました。やはりツール・ド・フランスなどこれまで走ってきた経験が今日のレースに活かせたと思います。上がりたいときに上がって、休みたいときに集団の後方で休むといった思うような走りができたことは、これでまた経験値があがったかなと思います。」

男子ロードレース 最終結果
優勝 アレクサンドル・ヴィノクロフ (カザフスタン)5時間45分57秒
2位 リゴベルト・ウラン      (コロンビア)
3位 アレクサンダー・クリストフ  (ノルウェー)       +8秒
22位 別府史之           (日本)           〃
48位 新城幸也           (日本)         +40秒