2010/08/07

ジュニアロード世界選手権レポート(8月6日)

練習に出る選手今朝も7時に起床、天気は晴れているが午後は雨の予報だ。7時30分から朝食を取り、8時40分には昨日と同じコースへトレーニングに出た。練習は長瀬と福本の2名だけで、男子の長瀬がほとんど前を引く形でトレーニングをしているが、今日は長瀬に疲れが出ているのか昨日よりもペースが少し遅いようだった。しかし、個人ロードまではあと二日となり、今日もしっかり調整して大会に臨みたいと思う。
昼過ぎにホテルへ戻り昼食を取り、14時から始まる男子の個人タイムトライアルへ出かけようとしたところ天気予報通り激しい雨が降り出し風も強く、出発を見合わせたが14時頃には上がりレースの視察に出かけた。レースは既に始まっており、スタート地点に行くと出走する選手も残り5名ぐらいだった。やはり自転車の盛んなイタリアで、こんな小さな街で行われるジュニアのレースでも多くの観客が周辺をうめていた。男子のタイムトライアルは、距離が28.5kmで上位は40分前半のタイムで争われている。
結果はルクセンブルクの選手が2位に28秒の差をつけ40分05秒で優勝。2位はドイツの選手で40分33秒、3位はアメリカの選手で40分34秒だった。アジアチャンピオンの韓国の選手は、44分18秒で出走55名中43位だった。日本のジュニアはこの韓国の選手にも実力で及ばず、出場していてもさらに下位になっていたと思われる。今年のネイションズカップにおいても、日本の選手はタイムトライアルで差を広げられており、自走力のある選手が出てきて欲しいものだ。
視察を終えてホテルに戻り、夕食・ミーティングを済ませた。明日は10時から個人ロードの公式練習がある。最後の調整をして、明後日のレースに備えたいと思う。
(監督 坂井田)
ゴールする選手