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2013/06/08

ツール・ド・シンカラ<速報>第3〜第5ステージ

選手達第3ステージ、シンカラステージ最長距離(208km)で最初の難関となった44か所のコーナーがある(ケロック)山岳コース、129km地点から上るケロックの第2コーナーに入る手前に大木が倒れて道をふさいでいたため通行できず、レースを一時中断し大木をチェンソーで切断して除去、30分後レースを再開、逃げていた12名の選手がスタート、2分後にメイン集団がスタート。
頂上付近で集団から抜け出したNo82 COENEN Johan(CCD)がそのまま逃げ切り、メイン集団に3分以上のタイム差を付け優勝した。

第4ステージ(189.5km)昨日は雨模様で気温も低く走りやすい天候であったが、今日は朝から30℃以上の猛暑となり選手を苦しめる。
平坦基調のコースと思われたが、思った以上にスタートからアップダウンが激しく、25㎞地点から14名の選手が集団から抜け出し、逃げのレース展開となる。
メイン集団とのタイム差が徐々に広がり、1分30秒前後で集団をコントロールしていたCCDチームが徐々にメイン集団を牽引出来なくなると一気にタイム差が開きラスト30㎞地点で4分差となり、レースリーダーが逆転され吸収不可能となったメイン集団はそのままゴール、逃げ切ったトップ集団の激戦を制したのはNo41 LOH Sea Keong(TSI)が優勝。
日本チームは逃げ集団に入れずメイン集団でゴール。

第5ステージは138.5km、シンカラ最大の難所9か所の激坂に挑んだ選手たちはイランチーム(TPT)の活躍が際立っていた。
スタート直後から5名の選手が逃げメイン集団を引き離すが、激坂に入りメイン集団に吸収される。
集団がバラバラになる中トップグループは予想どうりNo 64Kolahdozhagh Amir,61Mizbani Iranagh Ghader(タブリズ)イラン、51Pujol Munoz Oscar(ホリゴン)スペインが集団から抜け出し59km地点KOM通過はNo61,64、30秒遅れでNo51、2分遅れで秋丸、木村を含む14名のメイン集団が追走、ラスト30㎞地点で秋丸がパンクで遅れる、同時にメイン集団から4名の選手が抜け出しラスト25㎞地点ではリーディング2名No61,64、2分遅れでNo51、5分遅れでNo11、13、63、81、パンクした秋丸は集団に戻り10名で追走したが7分差と開き、Kolahdozhagh Amir、Mizbani Iranagh Ghader(タブリズ)イランの二人が逃げ切り、19歳のKolahdozhagh Amirが優勝。
日本チームは健闘したが秋丸12位、木村16位でゴール、和田25位、山本53位、六峰81位でゴール、板橋は55km地点の激坂で集団から遅れたものの完走圏内で走っていたが途中パンク、後続のニュートラルサポートを受けられず、やむなくパンクリタイアとなった。

6月7日(金)休養日
午前中は2時間軽くリカバリー走で終了、14時から浜辺で昼食を取り、シンカラレースの主催で植樹とウミガメの放流を行い、自然の大切さをアピールした。
残すところ2ステージとなった。(高橋 松吉)