2011/03/28

ツール・ド・台湾 第8ステージレポート

第8ステージ優勝 西谷3月27日(日)第8ステージ(172.98km)曇り雨 16℃〜19℃

ツール・ド・タイワンも残す所2ステージ、レース途中から雨が降る最悪のコンデッションで行われた。
序盤は何時ものようにアタック合戦となりハイペースのレース展開、32km地点で4名の選手が集団から抜け出し逃げのレース展開となる。
レースをコントロールしているのはオランダナショナルチーム、タイム差1分前後でレースが展開される中、65km海岸沿いから山岳コースに入ると集団のペースが一気に上がり逃げていた4名の選手を吸収、山岳ポイントを通過後、福島を含む2名の選手が集団からアタック、30秒前後で逃げる、102km地点の山岳ポイントを福島が1位で通過するが平坦でメイン集団に吸収される。
すかさず、清水がケリーチーム(アメリカ)の選手と共にアタック、タイム差1分とするが、タブリズチームがメイン集団をコントロール、ラスト25km過ぎ、逃げていた清水が惜しくもメイン集団に吸収される。
再びアタックが繰り返されるが、集団からの逃げは決まらず大集団のままゴール勝負となった。
激戦となった緩い上り坂のゴールスプリントを制したのは、日本チームの西谷泰治、続いてゴールした綾部勇成は3位、積極的なレース展開で中盤の逃げ(福島)と終盤(清水)の逃げでライバルチームに足を使わせた勝利でもあった。(高橋松吉)