2016/03/28

ネイションズカップ初戦<レポート>

GENTSTART3月27日 GENT – WEVELGEM U23 184km
2016年U23ネイションズカップの初戦に日本代表の6名が参加。春期のネイションズカップ4戦中、フランス開催レースが中止になったため、残る3戦がベルギーとオランダ開催に偏り日本チームはさらに苦戦を強いられる。レースは強い風の中激しい位置取り争いと横風区間でのペースアップで約120㎞の外周を消化、ここまでで日本チームの雨澤以外の選手は落車、接触によりメカトラ等の影響もありメイングループから遅れレースを打ち切られる。
レースは約100名が終盤の急坂を含む小周回に入り勝負が始まった。最後は小グループを形成しレースを制したのはプロコンチネンタルチーム所属のデンマークのペデルセン。日本チームは雨澤が唯一95位での完走のみとなった。今回の日本チームメンバーは昨年の同時期のネイションズカップ経験者が2名のみとメンバーが大きく入れ替わった中、戦力不足が露呈された。限られた遠征期間の中、1名でも多く本場で通用する可能性を匂わせる選手を残したい。選手たちは、まずは次回4月9日のツール・デ・フランドルまでに出来る限りの努力をする決意をしている。(浅田 顕)

成績
1 Mads PEDERSEN(デンマーク)4h30m50s
2 Andreas SKAARSETH(ノルウェー)+0
3 Gabriel CULAIGH(イギリス)+0s
…95雨澤毅明+10m16s
…小橋勇利、徳田優、小林海、松本祐典、孫崎大樹は途中棄権
完走97人/出走162人