2008/08/13

北京オリンピックレポート 2008/08/12<トラックチーム練習2日目>

8月12日・北京オリンピック5日目。二日前から続いた悪天候が回復し、久々に青空が広がる好天となった。メインスタジアムがあるオリンピック公園の天候は、午後1時のデータで気温29℃、湿度59%。オリンピック開幕以来、蒸し暑さと雨で不快指数は上昇しっぱなしだったが、初めてさわやかさを感じる1日となった。
日本のトラックチームは、午後5時から2時間、老山自転車競技場で2回目のトラック練習を行った。いつものように最初はウォーミングアップのための周回走行とフライングダッシュ。その後チームスプリントの3人(長塚・渡邉・永井)は、本番を想定したスタートダッシュの合わせトレーニングを3セット。伏見・北津留・佃のケイリンとスプリント組は、フライングスタートの1周モガキというハロンのタイムを意識したトレーニングに終始した。
自転車競技は本日(13日)ロード競技の最終種目・男女個人タイムトライアルが、ロードレースで死闘が繰り広げられた万里の長城周辺の周回コースで行われる。参加選手は女子25人、男子39人。日本からは別府史之が、男子の部の2番目の出走者として、午後1時31分30秒にスタートする。
<トラック練習後の伏見選手の話>
タイムはいい感じですね。本番の16日までにベストに持って行くつもりです。直前の前橋で追い込んだ分、ここに来てはマニエ監督の方針もあっていくぶんペースを落としてやってます。物足りなさも多少感じますが、ここで自分勝手にいろんな事をやり出すと結局マイナス方向に行くだけだと思うので、今はマニエ監督の指導方針を信じて調整に専念したいと思ってます。気持ち的には今はリラックスしてるけど16日の本番ではもの凄く緊張すると思います。でもそれがオリンピックだと思うし、これが人生最後のオリンピックだという気持ちでその緊張に立ち向かいたいですね。