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2016/12/26

第3回JCFジュニアトレーニングキャンプ(トラック)第3日目

通常の合宿では最終日まで同じ宿舎であることが多いが、今回は昨夜までの和風旅館から洋風ロッジに移動した。海外遠征ではレース以外の生活場面や移動の条件が一変したとしても、個々の判断で即座に対応してストレスを最小限に抑える能力が求められる。
午前中はスポーツ心理学の講習を受け、アスリートとしてスポーツに場面における「こだわり」の重要性を学んだ。今回合宿の目的のひとつである自主・自立性を発展させるための材料として活用していくことを期待したい。
午後からのトレーニングの前半部分は、各種目でのスタンディングスタートの技術向上を主目的とした。屋内・板張り走路・周長250mの条件下で、ベストパフォーマンスを発揮するためのギア選択も時間をかけて試行した。
後半は男女ともにマディソンのトレーニングからスタートした。国内ではまだまだ普及していない種目ではあるが世界選手権に女子も採用されており、伸び盛りのジュニア世代から数多くの経験をさせて総合的な乗車技術の向上を図りたい。
メニューの最後は競走種目によるレーストレーニングを実施した。競走系の種目を得意とする選手達の積極果敢な走りのアピールが顕著であった。(ジュニア強化支援スタッフ 高畑秀規)