2007/07/03

第46回全日本学生選手権チームロード 結果

鹿屋体育大学チームが初優勝、ツールド北海道参加大学チームが内定

かつてはオリンピック種目でもあり、ツールドフランスでのチームタイムトライアルステージでもおなじみのチームロード・レース。しかしながら長時間・長距離にわたる完全交通規制が必要なことから実現可能場所が限られ、現在では日本で唯一の自転車チームロードレースとなった「全日本学生選手権チームロードレース大会」が、6月30日に秋田県「大潟村ソーラースポーツライン」で開催された。今年で46回目の開催である。24校を代表して各校4名1チームが参加し、30kmのコースを3周回する90kmのレースが行われた。持久力・スピード・空気抵抗を最小化する走行技量・先頭交代のチームワークが要求される、チームプレイの醍醐味のある種目である。
晴天に恵まれたものの風速7M前後の風が吹くコンディションの中、鹿屋体育大学チームがコース・レコードとなる1時間59分27.83秒(平均時速45.41km)で昨年の優勝校・明治大学チームを破り、初優勝を飾った。
またこの大会は、6月に長野県木祖村で行われた全日本学生選手権ロードレース、昨年の大学対抗ロードレースと合わせて今年のツールド北海道参加チームを決める選考大会ともなっている。麻疹の影響による学校閉鎖で全日本学生選手権ロードレースに全員不参加となり選考順位を落とした明治大学チームが参加チャンスを逃した一方、各大会でコンスタントに上位につけた順天堂大学チームがツールド北海道初参加の権利を手にした。この結果、今年のツールド北海道に参加する大学チームは、 地元北海道大学に加え、鹿屋体育大学、日本大学、順天堂大学、法政大学、中央大学の6チームとなることが内定した。(主催者:ツールド北海道協会・日本自転車競技連盟により今後正式決定される)(日本学生自転車競技連盟)

〔競技結果〕
第46回全日本学生選手権チームロードレース大会
(2007/6/30 秋田・大潟村ソーラースポーツライン)
●男子チーム・タイムトライアル・ロードレース
1 鹿屋体育大学 (内間・伊藤・角・村上)  1:59:27.83
2 明治大学 (市山・湯浅・守澤・根本)   2:00:27.44
3 法政大学 (一戸・三浦・青柳・大村)   2:01:16.59
4 順天堂大学 (田中・村出・土屋・辻本)  2:01:25.56
5 日本大学 (我妻・大庭・兼平・小豆畑)  2:04:29.25
6 中央大学 (長江・飯塚・巴・渡辺)    2:06:05.98
7 早稲田大学 (十時・續谷・松田・安福)  2:06:36.68
8 京都産業大学 (岡・佐々木・古山・太田) 2:08:04.19
9 朝日大学 (横関・横田・増田・井関)   2:08:57.46
10 立命館大学 (足立・鵜川・石井・河原林) 2:10:41.95

関連リンク:http://www.remus.dti.ne.jp/~jicf/