2011/09/03

世界選通信<男子ジュニア・U23 XCO>

<男子ジュニア>
ジュニア男子XCがスタートループ+4周で行われた。
日本からは沢田 時がエントリー。

3列目という好位置でスタートを切った。
地元スイスや隣国フランス勢が序盤からペースを上げ、ルーズな路面コンディションにも係わらずハイペースなラップを刻み続け、
沢田は苦戦しながらも60位台を走行。

転倒もあったが順位を下げる事無く逆に後半に順位を上げ始め、

序盤と変わらないペースで最後まで走り切り54位でフィニッシュ。

■ 沢田のコメント

「スタートが物凄く速くて後ろから来るライダーに飲まれてしまった。

もっとパワーを付けて最初から全力で行けるスピードを付けて来年は挑みたい」

<男子U23>
夜中に小雨が降ったものの、コースは乾きつつあり、天候も晴れで日向では暑いくらい。

男子クロスカントリーU23に日本から野田拓司が参加、初めての世界選手権で緊張をしていたものの、先輩ライダーからの的確なアドバイスで無事にスタートラインに立った。

スタートループ+6周のレースは序盤からスイスが先頭でハイペースを刻んで行った、野田は出遅れる形となってしまい2周目には先頭と10分もの差になってしまったが、大きくペースを落とす事無く走り続けたが、先頭の驚異的なハイペースによって80%タイムカットとなり-3LAPの75位の結果となった。ジュニアと同じくスタート後のスピードが課題だ。

■ 野田のコメント
「スタートの出遅れを挽回しようと焦って落車、また挽回しようと焦って落車を繰り返してしまった。回りのスピードが速くても心身ともに対応できるようトレーニングを積んで来年も挑戦したい。」

ダウンヒルのタイムドセッションも行われた。
男子の清水一輝は機材トラブルを乗り越えての出走だったが、ゴール後は酸欠になるほどに追い込んで走り74位。
女子の末政実緒は世界レベルの走りを披露し6位、本人はまだ余裕があるようで日曜の決勝は全力で行くと頼もしい言葉。(MTB監督 小笠原 崇裕)