日本自転車競技連盟
2008/05/26

2008世界大学選手権速報(第2日目)

競技結果速報(第2日目)

第二日はロードタイムトライアル(男女)が実施された。
ナイメーヘン市中心部をスタートし、川沿いの道を通って東に大き くループを描き、 途中ドイツを通過して再び市街地に向けて 牧草地帯や集落を抜けて戻り、郊外にフィニッシュする34.8KM のワンウェイコース。(男女同一距離)道路幅員は4、5M程度で、途中煉瓦敷の区間も長く、起伏は緩や かだが川沿いの向かい風と合わせて選手にとってはタフなコース設 定である。
18時30分スタートの予定であったがドイツでの交通規制完了が 遅れ、45分遅れの19時15分に第一走者が出走した。

日本からは以下の4名の選手が参加した。
女子ロードタイムトライアル
 川又千裕(かわまた ちひろ)鹿屋体育大学2年
男子ロードタイムトライアル
 辻本 翔太(つじもと しょうた)順天堂大学4年
 湯浅 徹(ゆあさ とおる)明治大学3年
 続谷 利次(つづきたに としつぐ)早稲田大学3年

競技結果

女子ロードタイムトライアル(13カ国20名出走)
1位 Iris SLAPPENDEL   オランダ  51’03’83 
2位 Annemiek VAN VLEUTEN オランダ 51’10”08  +7”
3位 Loes MARKERINK  オランダ  51’54”77 +51”
DNF 川又 千裕   日本
パワフルなオランダ女子選手に有利なコース設定との前評判通りの結果。
日本の川又は川沿いの道から集落に入る煉瓦敷の下り直角コーナー でコースアウトして落車、有刺鉄線の柵にあたって負傷、途中棄権 となった。怪我は軽傷で2日後のロードレースには出走予定。

男子ロードタイムトライアル (21カ国37名参加)
1位 Malaya VAN RUITENBEEK オランダ   45’56’50
2位 Andrei KRISILIKAU ベラルーシュ  46’25”52 +29”
3位 Evaldas SISKEVICIUS リトアニア 46”30”74 +34”
29位 辻本 翔太(順天堂大学) 51’38”57 +5’42”
30位 湯浅  徹(明治大学) 51’52”49 +5’56”
35位 続谷 利次(早稲田大学) 53’43”14 +7’47”

優勝は、前回(2006年)大会の覇者・地元オランダの Malaya VAN RUITENBEEK。
DELFT 工科大学の航空工学専攻の彼は現在25歳で、この大会の出 場上限年齢に近い経験豊富なライダーである。今回の大会の主催者は、地元ナイメーヘン大学の学生が中心メンバーとなって準備が進められてきたが、彼も大会の準備に関わってきているとのことである。
日本勢最上位は現在「全日本学生ロードカップ」リーダーの辻本翔太(順天堂大学)であるが、女子学生の優勝タイムを下回る記録であり、コースを熟知した地元ライダーと戦うアウェイの不利を差し引いても実力差を痛感する結果となった。日本でのロードタイムトライアルは全日本選手権も全日本学生ロードタイムトライアルも、幅員に恵まれたほぼ直線コースの秋田県大潟村・ソーラースポーツラインで行われており、直角コーナーや粗い路面を含む変化に富んだ狭いコースでいかに空気抵抗・路面抵抗を低く保ち適切なギア選択をできるか、といった訓練の機会が限られていることも敗因のひとつと推察される。