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2018/03/26

ネイションズカップ遠征レポート Gent – Wevelgem

欧州でのU23ネイションズカップ初戦となる今大会は、フラットコースでの風向きによる戦術とテクニカルな急坂区間で勝負が決まる。更に今年はダート区間もコースに組み込まれ更に難しいレースとなった。レースは風も穏やかな序盤に山本大喜がオーストリア選手と先行し120㎞以上逃げ続ける。しかし終盤になると風も強まり、主力国の破壊力のあるペースアップとアタックで2人を捕え、その後一気に先頭集団は小さくなり終盤を迎えた。最終的に石上が残る50名程の先頭集団からダート区間で飛び出した8名がゴールへ先着、そして石上の残る集団はゴール前に追い上げを見せたが同タイムながらわずかに届かず、石上は35位でのゴールとなった。全体を通じては各選手課題が残るものの、山本の逃げは日本チームの存在感を示し、U23カテゴリー1年目の蠣崎が完走するなど悪く無いスタートとなった。次は2週間後に控えるTOUR DES FLANDRES U23に向け、フランス国内レース参戦で更にコンディションを高めて行きたい。(浅田 顕)

3月25日Gent – Wevelgem U23 187km /ベルギー・西フランドル州

参加選手
山本大喜、石上優大、中川 拳、渡辺 歩、佐藤 健、蠣崎優仁

競技結果
1 JERMAN Žiga(スロベニア) 4h39m44s
2 STEWART Jake(イギリス)+0s
3 BURGAUDEAU Mathieu(フランス)+0s
…35石上優大+0s
…81蠣崎優仁+8m10s
山本大喜、渡辺歩、中川拳、佐藤健は途中棄権