2016/08/29

Grand prix Plouay Bretagne<レポート>

日本チーム8月27日に行なわれたUCI ワールドカップGrand prix Plouay-Bretagneに日本チームはTrofeo d’orから中2日で梶原悠未、吉川美穂、上野みなみ、坂口聖香、合田祐美子、牧瀬翼の6名が参加した。
コースは大周回を4周した後、大周回と重複する小周回を1周する121.5kmのコース設定で、アップダウンと勾配の緩い登りが7kmほど続く区間と、15%の細い登り坂とそのあとに続く緩やかな登りが選手を苦しめる。
大周回の最初の2周は大きなペースアップもなく淡々と集団で進む。3周目はじめに牧瀬、吉川が集団から遅れる。3周目の短い急勾配の登りの前からBOELS DOLMANS CYCLING TEAMなどがペースを上げて集団が伸びる。そして急勾配の登り、そしてそのあとの緩い登りで集団は大きく分断して、脚のあるメンバーだけの20名ほどの先頭集団が出来る。この動きで坂口が遅れる。上野、梶原は2人でまとまって追いかけて小さくなったメイン集団に追いつく。メイン集団と先頭集団とは1分20秒ほどのタイム差で進んだがその後タイム差が広がり、メイン集団は前を追うのを諦めグルペットとなる。それにより後続から追いつく選手もいたが、合田はあと少しのところで追いつけなかった。先頭グループは最終的には13名でのスプリントとなり、BUJAC Eugenia(BTC CITY LJUBLJANA)が優勝した。メイングループは人数を増やし50人ほどになったが、まだUCIポイントを獲得できる順位でありスプリント勝負となる。日本チームは2人で話し合い梶原が上野を助ける形で走ることになったが、ラスト2kmで上野が一番前まで出切り梶原とはぐれる。最後はお互い別々にスプリントを行うこととなり、梶原が30位、その後挟まれて行き場を失った上野が35位でゴールした。(柿木孝之)

LastLap

Grand prix Plouay-Bretagne結果
1 BUJAC Eugenia(BTC CITY LJUBLJANA)3時間12分31秒
2 CHECCINI Elene(CANYON SRAM RACING)同タイム
3 NUMAINVILLE Joelle(CERVELO BIGLA PRO CYCLING TEAM)同タイム
30 梶原 悠未 6分4秒差
35上野みなみ 同タイム
合田祐美子 リタイア
坂口 聖香 リタイア
吉川 美穂 リタイア
牧瀬  翼 リタイア