Japan car from Zhuan Athletic League
2011/08/15

Trofeo Karlsberg 2011 <fourth stage bulletin>

Trofeo Karlsberg 4stage
最終ステージの本日のレースは今大会で一番登りが長く、登れない選手にとっては完走することも厳しいレースになることが予想された。
コースは2kmほどの登り坂を2か所含む1周28kmの周回コースをおよそ5周する134.7km。

レースは最初の登り坂で9名が先行。集団はそのアタックにより落ち着き、速くもなく遅くもないペースで登りをこなす。登りの苦手な選手らにはありがたい展開で進む。
2周目の2つ目の登り口で山崎が隣の選手と激しく接触して、落車は免れたものの前輪交換を余儀なくされ遅れる。

3周目に入り先頭の9名はメイン集団に1分30秒ほどのタイム差をつけてペースで走行。3周目終了時に一人で遅れていた山崎はリタイア。この周回の登りで面手、鍵本も遅れてしまい次の周回でリタイアする。
最終周回に入る段階で先頭グループから40秒ほど遅れて清水、小橋、久保田を含むメイン集団が追いかける。長い高速の下り坂の集団中ほどで大きな落車が発生し、小橋、久保田はそれによりいくつかに分かれた後ろの集団に取り残される。落車した選手のうちドイツの選手は重体でそのままヘリコプターで病院へ運ばれる。小橋は世界チャンピオンらと何とか集団に戻るのに成功するが、久保田はそのまま集団に復帰できなかった。
集団はペースを上げて先頭集団を吸収し、そのままの勢いで最後の厳しい登り坂に入っていく。ここで清水が遅れ、先頭集団は小橋を含む40名になりそのまま集団スプリントでオーストリアのDaniel Biedermannが優勝。ゴールは手前300mで左折して緩く登ってゴールするが、小橋はうまく位置取りできず集団に埋もれてしまい35位。47秒遅れの15名の第2集団で清水はゴールする。

ステージレースの経験のほとんどない日本の選手たちの多くが後半のステージでは疲労が大きく蓄積しており、レース前半の短時間の高強度に耐えられずに遅れていく。レース経験だけではなくタイムトライアルでのタイム差からもわかるように、現段階では身体能力の大きな差もある。ただそれらは選手が日頃の国内での練習で行っていないものも多い。今回の遠征ではヨーロッパの厳しいレースでしか得られない、集団に残るため、そして勝負するために求められているものは何かを多く感じ取ることができたと思う。今回感じたことを今後の練習、レースに生かして成長していってもらいたい。
(JCFジュニア強化育成部会員 柿木孝之)

4stage result

1 Daniel Biedermann オーストリア 3時間21分42秒
2 Ivac Slic オランダ
3 Rasmus Lund デンマーク
35 小橋勇利  同タイム
45 清水太己  47秒差
72 久保田元気5分46秒差

リタイア 面手利輝、鍵本大地、山崎航

Personal synthesis results
1 Pierre-Henri Le Cuisinier フランス3時間21分44秒
2 Rasmus Lund ポーランド
3 Ivac Slik オランダ
49清水太己
52 Bridge Yong Lee
81 久保田元気