2016/06/20

Trofeo karlsberg Stage 3<レポート>

集団スプリント日野が8位に入るTrofeo karlsberg Stage 3
最終ステージとなる第3ステージはドイツとフランスを何度も行き来する1周30km超のアップダウンコースを3周回する97kmで争われた。
スタート直後にドイツがアタックして独走するが、イギリスチームが登りを高速で引っ張ったため集団は長く伸び、2周目の登りで成海、奥村が遅れる。その後チェコの単独アタックが決まり、その追走5名に渡邉が入る。しかしメイン集団もアメリカのコントロールにより速く、20秒ほどしか差がつかず10kmほどで吸収される。
ラスト周回で再び渡邉がベルギー、ドイツとアタックをかけて集団を引き離しにかかるが、先頭集団の人数を増やしたくないアメリカは個人総合リーダーのMCNULTY自身も追走に加わり10kmほどで吸収される。
ゴールはスロヴェニア、ドイツ、ベルギー、イギリスが列車を組んでの集団スプリントになり、スロヴェニアのJERMAN Zigaが制した。日野が最後にドイツ列車に入り込み8位となったがネイションズポイント獲得には届かなかった。(JCF強化コーチ 柿木孝之)

Stage3 結果
1 STCEK Matus(スロヴァキア)
2 JERMAN Ziga(スロヴェニア)同タイム
3 MARKL Niklas (イギリス)同タイム
8 日野竜嘉 同タイム
26 重満丈 同タイム
35 渡邉歩 同タイム
57 成海大聖 16分29秒差
65 奥村十夢 同タイム

個人総合優勝 MCNULTY Brandon個人総合順位
1 MACNULTY Brandon(アメリカ) 7時間9分41秒
2 HAYTER Ethan(イギリス)44秒差
3 GARRISON Ian (アメリカ)1分16秒差
37 渡邉歩 3分28秒差
49 日野竜嘉 15分5秒差
54 重満丈 21分10秒差
68 奥村十夢 32分51秒差
77 成海大聖 50分36秒差