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Trofeo Karlsberg Stage2 レポート

2014 年 6 月 22 日

先頭集団で逃げる石上Stage2-1   
この日は昼からのロードレースと夕方のT.T.の2つのステージが行なわれた。昼からのロードレースは1周20.5kmの周回コースをニュートラル区間含めて4周回する79.5kmで、2kmほどの登り区間もあるが全体的に平坦コースとなっている。ここ6年の間に3回このコースで行われ、1度だけ2名の逃げ切りが決まったが、集団スプリントの可能性が高い。Homburgの町の中心がゴールとなっており、ゴール前の最終コーナーで集団の前で入れば、スプリント力のある孫崎にチャンスのあるコースである。街中はロータリーが多く、ラスト500mは狭くなる区間や曲がりくねっており、そこに前で入ることが出来れば上位に絡むことが出来る。
ただ今回はコントロールするチームがなく乱戦状況だった第1ステージのことを考え、孫崎は集団スプリントのために備え、総合順位で遅れているが登りの得意な橋詰、中村は登りで前半からの攻撃に加わることと、総合成績のかかる石上、松本も集団内で温存するのではなく、逃げに入れる状況なら入るように動き、ラスト1周でも逃げが決まらなかったら孫崎のスプリントのために日本チームの力をすべて使うことを確認してスタートした。1周目から登りのペースが速く進む。2周目の登りで、アメリカ、ロシア、チェコ、ドイツ、ポルトガル、アイルランド、スロベニアを含む9名の逃げが出来る。ここに日本チームは必ず入らなければならなかったが誰も入れない。集団とは20秒ほどの差が出来てしまうが、下りの後のアップダウン区間でこの先行グループを行かせるのは危険と判断した石上が単独で集団から抜け出して、脚を使いながらも先頭グループへのブリッジを成功させる。メイン集団では2周目の下りで橋詰が集団から遅れ、また中村、草場も3周目の登りで切れてしまう。その後、先頭グループはアイルランドの選手が山岳で強さを見せるが、先頭集団はまとまって集団との差を30秒から40秒キープして逃げ続ける。ラスト1周の登りで先頭から3名が遅れ8名となるが、石上は先頭グループに残る。最後は先頭グループでのスプリント勝負となり石上は6位でゴールした。これにより日本チームはUCIのネイションズポイントをまずは1ポイント獲得した。(JCFロード部会員 柿木 孝之)

Stage2-1
1 KUMAR Kristian(スロベニア)1時間50分14秒
2 BARTA William(アメリカ)同タイム
3 KURIANOV Stepan(ロシア)同タイム
6 石上優大(横浜高)同タイム
19 松本祐典(明治大)26秒差
36 孫崎大樹(北桑田高)同タイム
61 草場啓吾(北桑田高)5分44秒差
64 中村圭佑(昭和第一学園高)同タイム
88 橋詰丈(昭和第一学園高)12分57秒差

スタート前の石上Stage2-2
夕方からのT.T.では前半区間は平坦が多く、5km過ぎから3km弱の区間は車が1台通れる幅しかないアップダウン区間がある。全体的には平坦のT.T.選手に有利なコース設定となっている。
ここで強化合宿のT.T.ではあまり良い走りを見せていなかった石上が、スタート前から昼の激しいレースの影響で脚が重いと訴えてはいたものの、非常に良い走りを見せる。特にコーナーを非常にスムーズにクリアして、1分前スタートの選手を抜いてゴールした。結果はトップから36秒遅れの15位と予想を上回る順位でゴールして、個人総合成績でも順位を15位にとどめた。1位の選手と2位の選手が3位以下を引き離す形であり、3位までに入るためには13秒、ネイションズポイント獲得圏内の6位までに入るにはあと9秒必要であった。

明日は4km弱の登りと、500mほどの勾配のある登坂を2か所含む1周約20kmの周回を5周回する100kmで争われる。登りに強さをみせるアイルランドの選手が9秒差の総合2位であり、大きくレースを動かす走りをしてくると思われる。総合成績の入れ替えが十分可能な厳しいコース設定となっており、日本チームの攻撃的な走りで石上の個人総合順位のさらなるジャンプアップを狙う。(JCFロード部会員 柿木 孝之)

Stage2-2 タイムトライアル8.8km
1 KAMNA LENNARD ドイツ 11分9秒580
2 BARTA William (アメリカ)7秒差
3 SIVAKOV Pavel(ロシア)23秒差
15 石上優大(横浜高)36秒差
47 松本祐典(明治大)1分8秒差
52 草場啓吾(北桑田高)1分15秒差
75 孫崎大樹(北桑田高)1分43秒差
83 橋詰丈(昭和第一学園高)1分54秒差
93 中村圭佑(昭和第一学園高)2分9秒差

2-2ステージ後の個人総合順位
1 KUMAR Kristjan (スロベニア) 4時間24分40
2 DUNBAR Edward(アイルランド)9秒差
3 BRKIC Benjamin(オーストリア)39秒差
15 石上優大(横浜高)1分15秒差
33 松本祐典(明治大)2分7秒差
51 孫崎大樹(北桑田高)3分4秒差
63 草場啓吾(北桑田高)7分54秒差
71 中村圭佑(昭和第一学園高)10分11秒差
80 橋詰丈(昭和第一学園高)15分39秒差

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