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ジュニアネイションズカップ ツールドラビティビ 第1ステージ レポート

2015 年 7 月 22 日

2015Tour-de-l'Abitibi_JPN2015年ジュニアネイションズカップ Tour de l’Abitibi
47回目の開催となるTour de l’Abitibiが21日から始まった。このレースは全ステージほぼ平坦コースのため、登りの多いコースで争われた5月、6月のスイス、ドイツのネイションズカップとはメンバーを入れ替えた。
今大会の日本チームはどのようなコースでも自在に動けてチームをまとめることが出来る石上優大(横浜高等学校)、5月末の骨折からほぼ復調して、集団スプリントの際にはエースを担う沢田桂太郎(東北高等学校)、そして直前合宿ではチームで一番の走りをみせた渡辺歩(学法石川高等学校)、大会直前の現地でのスプリント大会で5位に入った小野康太郎(スミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロ)を中心にチームで戦いステージ優勝を狙う。
今大会では圧倒的な力でネイションズカップを優勝し続けているCOSTA ADRIENとMCNULTY BRANDONを擁するアメリカがレースを支配することが予想される。
第1ステージはRouyn-Norandaから大会本部のあるVal-d`Orまでの115.6kmで、ラストはVal-d`Orの街中の3.2kmの周回を3周してゴールする。このラストの周回は第1ステージだけではなく、第2ステージ、第6ステージも使われる。この日は70km過ぎからの横風が想定される区間においてチームでしっかり集団前方でまとまって戦うことが求められた。日本チームはこの日は沢田のゴールスプリントでの勝負を最優先にすることをレース前に確認する。
前半は落ち着いてレースが進むが、追い風のため45km/hから50km/hのスピードで進む。スタートして20kmほどの穴だらけのガタガタ道の区間でこの日のエースの沢田が穴に落ちてパンクする。集団復帰に苦労して30km以上かけて何とか復帰を果たすが、ここで大きく脚を使ってしまう。
集団はメキシコとNOVO NORDISKの2名が1分ほどで逃げ続けるが、アメリカナショナルチームが全員で淡々と集団をコントロールする。
stage1_MCNULTY-BRANDONラスト20kmからの横風区間でアメリカが一気にペースアップし、集団は大きく4つのグループに分かれる。日本チームは40名ほどになった先頭集団に全員残る。横風の隊列で進む先頭集団からはアメリカのMCNULTY BRANDONが力で抜け出し独走を始める。集団は全力で追いかけるがジワジワ離されていく。BRANDONはラスト周回で集団に15秒ほどの差を保ち、そのままゴールまで逃げ切った。BRANDONはジュニア1年目ながらチェコのネイションズカップで総合優勝したオールラウンダーで、特にTTにおいては今期のUCIレースでは無敵を誇る。優勝候補の選手が初日から圧倒的な強さをみせた。
日本チームは最後の横風の展開とその追走で皆が脚を使い、沢田もパンクからの長時間かけての集団復帰とその後の横風区間で脚を使い果たし、スプリントに絡むことは出来なかった。日本の選手の多くは風向きの変化に対しての位置取りに対応しきれず、横風区間で風上側を走り続ける状況が多くみられた。コース自体は平坦基調で集団内にいれば楽そうに見えるコースであっても、風が吹くとレースは位置取り争いが激しく、登り坂以上に厳しいものになるということを選手たちはこの日体験することとなった。その中で石上、そしてネイションズカップ初参加の小野は1日を通して集団内で存在感を示した。
第2ステージでは、横風区間ではアメリカ、フランスにしっかり対抗できるように集団前方を皆で位置取りして、日本チームでまとまって戦っていく。(JCF強化コーチ柿木孝之)

第1ステージ 成績
1 MCNULTY BRANDON(アメリカ)2時間26分27秒
2 COTE PIER-ANDRE(ケベック)8秒差
3 BARBIER PIERRE(フランス)同タイム
16石上 優大(横浜高等学校)同タイム
25渡辺歩(学法石川高等学校)同タイム
32小野康太郎(スミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロ)同タイム
36當原 隼人(与勝高等学校) 同タイム
38沢田桂太郎(東北高等学校)14秒差
40大町 健斗(安芸府中高等学校)1分28秒差
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