3月8日から16日まで9ステージで行なわれるBIWASE CUP2016がスタートした。このレースはUCIレースではないが、3つの登りのステージと6つの平坦ステージで争われる。ナショナルチームが6チーム、ベトナムのクラブチームの8チームが参加し、日本からは金子広美、梶原悠未、吉川美穂、坂口聖香、古山稀絵の5選手が出走した。
第1ステージは22kmの周回を3周回する66kmの平坦コース。スタートから細かな逃げは起こるが、メイン集団は大きく分かれない。世界選手権のトラックから直接合流した梶原が前で動く。ラスト周回で4,5名の逃げが30秒ほどのタイム差をつけるが、金子がチームをまとめ古山と坂口とともに牽引して、そこにカザフスタンも加わり集団を一つに戻す。ゴール前は古山が先導してチームでポジションをキープし、そこから金子に代わり、最終局面では坂口が吉川、梶原を引っ張り上げて先行する。坂口の後ろから吉川、梶原の並びでスプリントに挑んだ。吉川は斜行した選手にあてられ落車寸前で回避したが、それによりもがき始めが遅れてしまい、その後ろにいた梶原もゴールまでもがききれず、4位梶原、5位吉川となった。第2ステージは後半に10kmほどの登りがあり、金子でステージを狙う。(JCF強化コーチ 柿木孝之)
1 Nguyen Thi That 1時間45分24秒
4梶原悠未 同タイム
5吉川美穂 同タイム
11坂口聖香 同タイム
18金子広美 同タイム
40古山稀絵 同タイム