第2ステージも前日同様に峠の頂上ゴールで個人総合成績争いに重要なステージとなった。チームは雨澤の個人総合成績を上げることで目的を統一しスタート。序盤から活発なアタックで11名が先行し、メイン集団はリーダー擁するLOTO SOUDAL U23が中心にペースを作る。山岳に差し掛かるとTEAM WIGGINSの総合上位の一人が追走アタックで先頭グループに追い付く。しかしリーダーらもペースを崩さず最終の登りに入りゴールを目指す。雨澤はチームメイトのアシストを受けながら良い状態で登りに入り、冷静かつ粘りのある走りでリーダーグループに残り17位でゴール。個人総合も21位から16位へ上昇させた。ステージ優勝はフランス人クライマーのROSHAS。AG2Rのサテライトチーム所属の選手である。(浅田 顕)
5月20日 第2ステージ 154.8㎞
1 ROCHAS Remy (フランス/Chambery Cyclisme Formation) 4h09m00s
2 LE TURNIER Mathias (フランス/Ocean Top16) +9s
3 VINCENT Léo (フランスナショナルチーム)+9s
…17雨澤毅明+1m48s、90秋田拓磨+19m01s、102津村翔平、103新城雄大23m24s、125石上優大+36m06s
第2ステージ終了時点個人総合成績
1 LAMBRECHT Bjorg(ベルギー/LOTO SOUDAL U23) 7h44m30s
…16雨澤毅明+2m55s