今大会には17ヶ国から174人が参加し、国数も選手数も過去最高になり、日本からはカデット(男子15-16歳)を除く5カテゴリに計12名の選手が参加しました。
大会初日のナショナル・チーム競技では、6カテゴリを揃えた国が多い中で日本は1人少ない5カテゴリでのチーム構成となったため、ポイント合計を競う競技では不利と思われましたが、チーム全員が自分の役割を果たし、チェコ、スペイン、ドイツなどの強豪国を抑え、2位という素晴らしい成績を収めました。
個人競技ではベンジャミンの小椋紘が見事に優勝し、ガールの横田華奈が2位、そしてプッシンの横田宏太郎とユースガールの寺曽芹奈が3位となりました。
UCIトライアル・ワールドユースゲームでの優勝は、2014年にベンジャミンの氏川政哉が日本人初の優勝を遂げて以来の快挙であり、日本選手が複数カテゴリで2位、3位と表彰台に上がることも初めてのこととなります。また、多くの日本選手が準決勝を勝ち上がって決勝進出を遂げたことも注目されました。
他にも、海外勢と比べ小柄ながら随所に素晴らしいライティングを見せ、会場でも賞賛の拍手が鳴り止まないことも多々あったようです。
なお、チーム競技も含めた国別メダル獲得数は金1銀2銅2となり、トライアルの強豪国として知られているスペインと並んで1番となりました。
★競技結果
ナショナル・チーム競技
2位 (チーム競技参加8カ国)
プッシン(男子9-10歳)
3位 横田宏太郎
11位 中山光太
ユースガール(女子9-11歳)
3位 寺曽芹奈
4位 平野明香有
ベンジャミン(男子11-12歳)
1位 小椋紘 <優勝>
8位 廣畑伸哉
22位 小林虎鉄
ミニメ(男子13-14歳)
4位 増田誠政
6位 小椋陽
7位 尾又太一