2016/09/12

ダウンヒル世界選手権2016<レポート>

9/11
決勝日。

各選手、ここまでの練習日で攻略した走りで全力で挑んできました。
※ジュニア男子の井岡選手は練習日に負傷した肩が良い状態に無く、DNSとなった。
結果は下記の通りです。
男子ジュニア/泉野:34位
izumino0911シーディングランからかなりのランクアップをし一時はホットシートもキープ。
全力は出し切れたが今回のハードコースにフィジカル面でまだまだ劣る部分があった。
今回得た課題を次の国際大会へぶつけて行きたい。

エリート女子/末政:9位
suemasa0911今回目標としていた一桁入りを見事有言実行で達成。
このテクニカルかつハードなコースで3年間のブランクを感じさせない走りで見事9位を獲得。
世界の強豪を相手に見事な戦いをしてくれました。

エリート男子/加藤:73位
kato0911レース前半は自分の走りをする事が出来たが、コース中盤から後半にかけてフィジカル面での疲労が見えてしまい転倒。
練習から体力のペース配分には気を付けていたが、ハードなコースでの対応力にまだまだ課題を感じる結果となった。

エリート男子/九島:94位
kushima0911今回のハイレベルなコースでの世界選手権、全日本チャンピオンでもある九島選手は今季ワールドカップも転戦しフランス大会では好成績を収めた実績もあり、今回のレースも自信を持って挑んだが、攻めの走りをした結果惜しくも大きな転倒をしてしまった。
今季好調だっただけに残念な結果ではあるが、世界から評価の高い走りを披露した。

エリート男子/清水:59位
shimizu0911アジアチャンピオンの清水選手、今大会ジャパンエリート男子では唯一転倒なくクリーンなランを決めた。多くの選手が転倒した今大会で、
事前に出走となった加藤、九島との無線による情報共有でコース情報を把握出来た事もチームワークとして今回の走りに繋がった。
清水選手持ち前のバランス感覚でこのハードなコースを攻略し59位という結果を収めた。

japan0911今大会メカニックの藤田メカ、今田メカ、そして選手の体をケアして頂いたスポーツアロマの軽部先生、このような万全の体制で世界選に挑む事が出来、各選手非常に良い走りをし世界へジャパンチームの存在感をアピール出来た。
今回感じた事や課題を次の世界選へ繋げて行き、更に強いジャパンDHチームとなって世界と戦って行きたい。
日本からの皆様の応援、ありがとうございました!(永田 隼也)