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Tour of Thailand 第3ステージ<レポート>

2017 年 4 月 11 日

第3ステージ前Tour of Thailand 第3ステージ
最終ステージとなる第3ステージは3つの山岳ポイントを超える厳しいコース設定で、1つ目の登りは一気に登るのではなく登り下りを繰り返しながら最後は10%以上の勾配が2.5km続く。2つ目の登りは5.4kmで、ところどころ15%ほどの急勾配が続きこの日の一番のポイントとなる。3つ目は6km超で最初の1.2kmがきつくそこからは緩い勾配となっている。3つ目の山岳ポイントからゴールまでは40kmあるが、下り区間が長いため登りで分断した選手たちがまとまって追いつく可能性はほぼない。
スタートして8kmでクライマーが含まれない先頭集団が形成され、この中に吉川が入る。本格的な登りに入ってから先頭集団は人数を減らし、吉川は3名の先頭に残り1つ目の山頂を2位通過する。メイン集団も10名ほどとなり、その中に金子、福田、樫木が残る。2つ目の登り口では前で待っていた吉川がサポートして集団のペースを落とさせないが、福田が熱中症で後退する。この登りで先頭は金子、HitechのMiriam Bjornsrud、個人総合リーダーのNguyen Thi Thatの3名となるがこの日の厳しい暑さで金子も苦しむ。遅れていた香港のWing Yee Leung、タイのPhetdarin Somratが3つ目の登りで追いついてくる。Phetdarin Somratが下り区間でアタックして一気にタイム差が30秒まで開く。Nguyen Thi That、金子を中心に追いかけるがタイム差は徐々に広がり、残り10kmをきって1分差となる。この日のステージのボーナスタイム、ゴール着順で個人総合順位も決まるため、金子を含む4名もゴール前にはアタック合戦となり、金子は少し遅れて5位でゴールし個人総合5位となった。登りでもう少し人数を絞っておけば個人総合3位以内も十分可能であったが、厳しい暑さの影響で本来の登りでの強さを発揮することが出来なかった。タイのPhetdarin Somratが地の利を活かし下りでアタックをかけ平坦でも強力な脚をみせステージと同時に個人総合でも優勝した。金子は山岳賞争いで2位、団体総合でも日本チームは2位に入った。(JCF強化コーチ 柿木孝之)

第3ステージ 結果
1 Phetdarin Somrat(タイ)2時間51分5秒
2 Miriam Bjornsrud(Hitec Products) 36秒差
3 Nguyen Thi That(ベトナム) 44秒差
5 金子広美 50秒差
10 樫木祥子 3分43秒差
12 吉川美穂 8分26秒差
26 合田祐美子 14分差
リタイア 福田咲絵

個人総合順位
1 Phetdarin Somrat(タイ)7時間21分44秒
2 Nguyen Thi That(ベトナム) 27秒差
3 Miriam Bjornsrud(Hitec Products) 40秒差
5 金子広美 1分差
10 樫木祥子3分53秒差
16 吉川美穂 12分49秒差
18 合田祐美子 14分10秒差

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