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アジアMTB選手権<レポート>XCO

2017 年 5 月 18 日

選手団大会最終日となる14日はXCOのジュニア男女、エリート男女の4クラスが行われた。
まだ涼しさが残る中男子ジュニアが9時に4周18.42kmで行われた。日本からは北林力、小林勇輝、村上功太郎の3名がエントリー。3名ともフロント1列目からのスタートとなった。北林がスタートから先頭で森の中に入り期待が持たれたが、他国選手に後ろから突っ込まれ激しく落車。脚を縫うほどの怪我をおい先頭から離脱し17位。村上が3位に目が届く範囲でレースを行うが、徐々に離されて行きトップから3分10秒差の5位に終わった。小林はセカンドパックでコマを進めていくが、3位までとの差もほぼイーブンでレースは進みトップから3分38秒差の6位で終えた。
ジュニア女子が始まるころには気温もグングン上がり暑さが気になりだしてきた中、3周の13.99kmで行われた。日本からは吉田雪那、山田夕貴、川口うららの3名。
現地入りして吉野と山田の2名は暑さへの順応がちゅうしんとなったが、川口は得意のテクニカルセクションも男子エリートに負けない技術を持っており、コースとのマッチングは最高であることがわかっていたので、最初の下りを先頭で入るように指示。
レースはその通りに行われ、下りで一気に大きなアドバンテージを稼ぎ無理なく優勝して金メダルを獲得した。
山田は徐々に遅れる形でレースを進め11分51秒差の7位。吉田は前日暑さから頭痛がする中スロースタートでレースを行ったが、しっかりと走り切り16分7秒差の8位でゴールした。
女子エリートが始まるころには気温は30度を超え厳しいレースが予想された。
日本からは17年ぶりの参加となる小林可奈子と初出場の武田和佳の2名で、5周の22.85kmでレースはスタート。例年中国の圧勝で終わるこのクラスだが、1周目から中国の5名列車が炸裂しゴールまで上位の順位は変わることなく1-5位を中国が独占する形となった。
PM2.5などの空気汚染があるなかで、喘息のある小林はスタートから気管に負担がかかって思うように走れない中、長年の経験を活かし17分27秒差の8位でゴールした。武田は-1lapとなった。
最終男子エリートは日本からは平野星矢、中原義貴、沢田時、平林安里、竹内遼の5名で15時の暑さがピークを迎える中6周の27.28kmスタート。
コースのほとんどがシングルライン(1台しか通れないほどの道幅)であり、折り返しなどの細かいコーナーが多いため、理想は先頭から3番目以内、最低でも6番目でないとブレーキによる減速で差がどんどん開いていく難しいコース。その為にスタートラインで先頭に並べた平野、中原のスタート直後の位置が最重要であった。
イランを先頭にスタートループを終えたが、若干遅れ気味で全選手森に入った。
やはり最初が肝心であり、2周目に入ると中国を先頭に4名の先頭パックができあがり、日本チームは先頭集団より徐々に後れを取る形でレースはスタートしていった。
中原は後輪パンクでかなり遅れたが、グングンと順位を上げる形でレースをおこなったが12分43秒差の13位。沢田は2列目スタートながら序盤3位まで順位を上げたが2周目以降遅れだし11分1秒差の9位。平野は難しいセクションやコーナーもスムーズにこなしたが、やはり最初に先頭集団に入れなかったのが一番の敗因で6分33秒差の6位となった。平林と竹内は両選手ともに熱中症になり平林が-2Lapの24位、竹内はDNFと厳しい結果となった。
今大会日本の絶対的エース山本幸平は翌週開幕するW杯に集中するためにヨーロッパに残り、エース不在でのレースとなった。開催国の中国は各クラスでメダルを大量獲得する形でレースは閉じたなか、日本選手で雪国の選手のほとんどが暑さに負けたところも多かった。またコースもW杯のような人工的セクションがあり難しく厳しいコースだったため、経験の少ないジュニアや女子には暑さとコース攻略する技量不足も浮き彫りとなる形だった。
今後合宿などを中心に経験ともう一度「強い日本」を取り戻すために、再度全員でレベルアップをしていく必要性を大きく感じた大会だった。
日本からの沢山のご声援ありがとうございました。(監督 鈴木雷太 MTB強化スタッフ)

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