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2017世界ジュニアトラック(大会第3日目)

2017 年 8 月 26 日

大会3日目レポート
大会は3日目と入り個人種目を中心に競技が行われた。予定種目は女子オムニアム男子スプリント,インデュヴュデュアルパーシュート,男子ポイントレースである。各選手のパフォーマンス維持のため,出走予定時刻に合わせ宿舎を7時30分,9時,12時と出発を3回に分けた。競技場内ピットは気温が高く,コンディションとして良くない。また,昨日ケイリンで落車した山根(鳥取:倉吉西)はギリギリまで回復を待ったが,無念の棄権をすることを決めた。一方,中野(岩手:紫波総合)は若干首に痛みは残るもののスプリントの出場をトライすることとなった。
女子オムニアムに山口(長崎:鹿町工業)が出場した。22名をオーバーすると予選を10kmのポイントレースで絞り込む。山口は予選第1組に出場し,レースは集団後方に位置して様子を伺う形となった。集団走行の不慣れからくる,落車への心配であろうか。経験の少ない,日本女子の課題を露呈している。その中でスキを見て山口は逃げ集団にのり集団をLAPして20点を獲得し予選通過した。その後,テンポレース,スクラッチ,エリミネイション,ポイントレースと続くが総合15位で終わった。
男子スプリント予選に中野が出場。200mハロンのジュニア記録10秒236が16年も更新されない状況はなんとか打破したいものである。中野のゴールタイムは10秒431で12位。1/16決勝で韓国選手と対戦勝ち上がり,1/8へ上がったやはりハロンタイムの優劣は勝敗に影響すると思われる。国内大会では1種目の出場制限が多く,課題の一つとして感じさせる。1/8決勝ではポーランドの選手と対戦し,悔し涙をのんだ。
男子インデュヴュデュアルパーシュート,日本から石井(福島:白河実業)と河野(奈良:榛生昇陽)が出場した。それぞれ,全力を出し切る走りを見せるが3分28秒と27秒でトップとは10秒以上の差がある。順位決定では毎周回,中央ラインを通過による優劣で観客は熱狂する。続いてポイントレースには佐藤(熊本:九州学院)が出場した。予選第1組に出場した佐藤は6点を獲得して8位で決勝へ進出を決めた。決勝では残り56周回佐藤が単独アタックし,集団をリードする。第2回ポイント周回で2点を獲得し,逃げ集団5名の中に入り検討している。その後,集団をLAPし電光掲示板には4位と表示,3位とは2点差が続きメダルの可能性が浮上した。しかし,佐藤より上位選手は常に前で勝負し走行距離25㎞を平均時速50kmを超えるスピードは逆転を許してくれない。最終得点26点で4位で終わった。女子も同様であるが各ポイント周回で5点を獲得するスピード,果敢に自ら積極的に仕掛ける走りが日本国内のレースには不足していると感じた。先頭逃げ集団から落ちてくる選手はおらず,単独で先頭集団に追いつく展開は中々,日本では見ることができない。その中でメダルは逃してしまったが,佐藤の走りは評価が高いと感じた。また,ドーピング検査対象を宣告されインスペクターとの会話も簡易英語が海外レースでは必要となったが,対応に苦慮する様子はなかった。
明日はオムニアムに佐藤,女子インデュヴュデュアルパーシュート池上,松本,500TT松本,ポイントレースに松井が出場する。(ジュニア強化育成部会長 折本 裕樹)

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