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実業団より『第10回JBCF輪島ロードレース』レポート

2017 年 10 月 9 日

雨澤毅明が帰国初戦の輪島で圧勝
Jプロツアー第19戦が、今年で10回目を迎えた石川県輪島市門前町で行われた。2つの登坂区間と平坦区間が組み合わさったコースの特性から登坂力があることが基本で、過去は先頭集団が人数を減らしていく展開が多い。
レースは1周目の上り区間から雨澤毅明(宇都宮ブリッツェン)が先頭に立ってペースを上げ集団を削っていく。U23の雨澤は日本代表として世界選手権などに出場し、2カ月ぶりに帰国した初戦がこの輪島だ。その雨澤に対抗するのは4連勝中のマトリックスパワータグ勢。雨澤のハイペースについていけたのはホセ・ビセンテと土井雪広のみ。ラスト1周で雨澤が「アタックをさせないためにペースを上げた」動きで、ホセ・ビセンテと土井は離れて雨澤は差を広げてフィニッシュラインに飛び込んだ。
雨澤の登坂力の前にチームで対抗したマトリックスパワータグだったが、雨澤一人の力が勝った。まさに圧勝の二文字がふさわしい勝ち方だ。U23リーダーはこの成績で大前翔(東京ヴェントス)から雨澤に移った。Jプロツアーも残すところ3戦。マトリックスパワータグと宇都宮ブリッツェンの戦いはいまだ続く。
なお、今回で10回目となったJBCF輪島ロードレースだが今年で終了することとなった。石川県自転車競技連盟ではこの大会の経験を財産とし、能登半島での新たな展開を計画している。

Jプロツアー第19戦『第10回JBCF輪島ロードレース』
日付 2017年10月8日(日)
会場 石川県輪島市門前町周辺
距離 12.6km×7周+0.4km=88.6km
結果 P1クラスタ 88.6km
1位 雨澤毅明(宇都宮ブリッツェン)2時間37分02秒
2位 土井雪広(マトリックスパワータグ)+1分21秒
3位 佐野淳哉(マトリックスパワータグ)+1分22秒
4位 ホセ・ビセンテ(マトリックスパワータグ)+1分23秒
5位 西村大輝(シマノレーシング)+1分32秒
6位 飯野智行(宇都宮ブリッツェン)+1分35秒
Jプロツアーリーダー ホセ・ビセンテ(マトリックスパワータグ)
U23リーダー 雨澤毅明(宇都宮ブリッツェン)

【Jフェミニンツアー】
2周回で行われた女子のFクラスタは、1周目から合田祐美子(BH BIORACER)がペースを上げて人数が絞られる。この合田についていけたのは伊藤杏菜(Live GARDEN BICI STELLE)と1カ月前のパラサイクリング世界選手権ロード個人TTで世界チャンピオンとなった野口佳子(FORCE)のみ。2周目には合田が独走態勢となり後続を引き離して優勝した。

結果 Fクラスタ 25.6km
1位 合田祐美子(BH BIORACER)52分21秒
2位 伊藤杏菜(Live GARDEN BICI STELLE)+44秒
3位 野口佳子(FORCE)+1分00秒
Jフェミニンツアーリーダー 唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)

【Jエリートツアー】
4周で行われたE1クラスタは序盤から寺崎武郎(バルバレーシングクラブ)や中村俊介(SEKIYA)がペースを上げ集団の人数は削られていく。最終周回は10人ほどの先頭集団から中村がペースを上げると寺崎だけが反応でき2人でフィニッシュ地点を目指す。2人のスプリントは寺崎がこれを制し優勝した。

結果 E1クラスタ 50.8km
1位 寺崎武郎(バルバレーシングクラブ)1時間29分44秒
2位 中村俊介(SEKIYA)
3位 河田恭司郎(イナーメ信濃山形-EFT)+29秒
Jエリートツアーリーダー 岩崎晶雲(グランペールサイクリングチーム)

写真・文:JBCF 一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟

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