日本自転車競技連盟
2021/10/18

中村妃智選手の競技引退について

2013年8月からエリート強化指定選手となり、東京2020オリンピックでも活躍した中村妃智選手が2021年12月をもって競技から引退することとなりましたのでお知らせします。これまで、温かいご声援、ご支援をいただき、誠にありがとうございました。

中村妃智選手コメント

皆様、これまでずっとたくさんの応援をありがとうございました。

ナショナルチーム入りして気づいたら早8年近くが経ちます。女子メンバーで1番歳下だったのが最後は1番歳上になりました。

競技人生、ずっと楽しかったわけではありません。

リオが終わり東京に向けての強化が始まりましたが山あり谷ありで、途中中距離チームが解散しかけた時もありました。

上手くいかない時期が続き精神的にもとても落ち込み、前を向けずに今すぐ自転車から離れたいとすら思う時期もありました。

ただ周りにはチームのみんなが近くにずっといて、お互いの辛さを分かち合いながら乗り越え、崩壊しかけているチームを連盟やスタッフの方達が何とか形を保ち続けてくださいました。

私たちを心配してくださり、ずっとレースを応援し続けてくださったファンの方々やメディアの方々の言葉があり私はここまで頑張り続けることが出来ました。

改めて感謝申し上げます。

東京オリンピック前も延期など色々な困難がありましたが、心が不安定になっても最後は応援の言葉を聞いて、『よし、頑張ろう』と自分のやるべき事を再確認して頑張ってこれました。

レースは納得のいく結果とはならず気持ちの処理にとても時間がかかりましたがようやく落ち着いてきたように思います。

最後に全日本選手権トラック競技に出場し私の競技人生を終えて新たな道で頑張りたいと思っております。

自転車界で支えてもらってた側から自転車界を支える側へいきますので、またどこかでお会いすると思いますがその時はよろしくお願いいたします。

最後になりますが、ここまで支えてくださった全ての方に感謝申し上げます。

今までありがとうございました。

主な競技成績

・2014年アジア自転車競技選手権大会(カザフスタン・アスタナ)  

  ポイントレース優勝

・2015年アジア自転車競技選手権大会(タイ・ナコンラチャシマ)

  チームパーシュート3位

・2016年アジア自転車競技選手権大会(日本・伊豆)

  チームパーシュート2位

・2017年トラックワールドカップ第2戦(イギリス・マンチェスター)

  チームパーシュート第3位

・2017年トラックワールドカップ第4戦(チリ・サンティアゴ)

  チームパーシュート3位

・2018年アジア自転車競技選手権大会(マレーシア・ニライ)

  マディソン1位

・2018年アジア競技大会(インドネシア・ジャカルタ)

チームパーシュート3位

・2019年トラックアジア選手権大会(インドネシア・ジャカルタ)

  チームパーシュート2位

・2020年トラックアジア選手権大会(韓国・鎮川郡)

  チームパーシュート3位

・2021年トラックネイションズカップ(中国・香港)

  マディソン1位

・2021年東京2020オリンピック

  マディソン13位