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2020/02/05

【大会レポート:4日目】第26回アジアマウンテンバイク選手権大会/第12回アジアジュニアマウンテンバイク選手権大会

1 日時 令和2年2月1日ー2月5日
2 会場 タイ チェンライ

大会四日目はXCOの男女エリートが開催されました。日本からは女子エリートに今井美穂、末政実緒、松本璃奈、小林あか里
の4名がエントリー。4.8kmx5周の長丁場のレースは9時スタートで行われた。
気温はスタート時は快適であるがスタートの号砲と共にグングンと上がる気温。先頭中国2名のハイペースの中日本チームは今井を先頭に小林、末政の4名が等間隔で進む形でレースは進んだ。1-2位中国、3位イラン、4位タイから周回を重ねるごとに差がじりじりと開いていった。前との差を埋めようと努力する今井は終始呼吸も粗く走っているのと対照的に、初エリートレースとなる小林はクレバーな走りで淡々と涼し気に走行。DHの世界チャンピオンになったことのある末政は得意の下りと、スリムな体の武器を生かして徐々にペースアップしていった。3周目には小林の脚取りが重くなり徐々に後退、末政が7位までジャンプアップした勢いで4周目には5位今井のすぐ後ろの6位まで追い上げた。 ファイナルラップでは粘る今井の背中をとらえた形となったが、今井も登りでギヤをかけて踏ん張り、5位今井、6位末政、8位小林、10位松本となった。

男子エリートは14時スタートで4.8kmx6周で行われた。
日本チームは優勝候補の山本がスタートから先頭にたち、2位に平野の2名が先頭。若干開けて3位カザフスタン、6位集団で竹内、8位沢田でスタートを切った。 4周目までは山本、平野のランデブーは続き、3位にタイとなったが、差は2分弱まで広がっていった。
5周目まで落ち着いて走っていた山本が軽くアタック。平野との差を徐々に開けだして独走に持ち込みそのままアジア選手権10度目の優勝を飾った。 2位には平野、3位タイ、9位竹内、11位沢田の結果となった。

明日は最終日となり、XCE(クロスカントリーエリミネーター)のレースがあり、日本からは竹之内悠がスタートします。
ご声援よろしくお願いいたします。

JCF
マウンテンバイクヘッドコーチ
鈴木雷太