2006/12/12

アジア大会 トラックレース レポート 1

現地ドーハ福田監督からのレポートを抜粋してお伝えします。

12月9日
トラックレースが今日から始まった。
12時30分、男子4KM個人追抜競走からスタートした。7組にメンバー変更した西谷 泰治が出場。前半から積極的に走ることを指示し、1KMのタイムが1分11秒で通過、2KMまで1周のラップタイムが16秒台で来てたが、3KMで17秒台に落ち心配したが、追抜いたマレーシアが抜き返しに来て、それを目標に追走し、16秒台に戻り結果自己新の4分36秒763で予選2位に入り明日の決勝に進んだ。
内田 慶は、12組で出場したが初日のトレーニングでパンク落車その影響もあり11位に終わった。
14時12分、女子500MTTが始まり2組スタートの沼部 早紀子は、自己新をだすも4位に終わった。
14時58分から男子1KMTT、及川裕奨が9組で出場、スタート良く飛び出し500Mまで1位のタイムだったが、後半2位のタイムに落ち0.162秒の差で中国に敗れた。最終走者の韓国の優勝候補がスタートを失敗しタイムが伸びず3位になり、及川が銀メダルを獲得した。

12月10日
12時30分チームスプリントから始まる。対戦相手はマレーシアチーム。1時間前に新田を外し、三走に昨日の1KMで調子が良かった及川を起用した。
成田のスタートが自己新を出し、渡辺が継続、及川が踏ん張ってゴール1番時計で予選通過した。今迄中国に破れ悔しかったが一矢報いた。決勝には、及川を外し新田を戻した。1周目のラップで成田が17秒968の自己新で通過、渡辺も粘って新田に繋ぎ、予選より0秒145短縮し、中国には、0秒063の僅差で勝ち4人の力で金メダルを獲得した。おめでとう。
4KM個人追抜競走の決勝は、西谷が韓国のチャンピオンと対戦。2KM迄リードしてたが、タイムが落ちきて逆転され2位に終わる。2KMからの課題が出来たが銀メダルを物にでき良く頑張った。
女子3KM個人追抜競走の予選に和田見 里美が出場し、3分55秒625で9位となったが、自己の持つ記録を9秒短縮し良く走った。
(監督 福田 公生)